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虚実についての補足

ある中年の女性から緊張性頭痛と偏頭痛の混合型についてのメール相談を受けました。消化器の症状もあったので次の様に返答をしました。
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脾湿生痰 (脾の消化機能が衰えると湿滞となり痰を生ずる) の証に該当します。


メール相談例「頭痛/肥満」の例が出ていますので参考にして下さい。
あなたのケースとメカニズムが似ています。


おすすめの漢方処方
(1) 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)・・・・・・・・・(煎じ薬)
 (半夏・白朮・天麻・陳皮・茯苓・蔓荊子・甘草・生姜・大棗)
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すると折り返し、また質問がありました。

脾湿生痰というのは脾虚が源のようなので、実証でなく虚証の部類ではないのですか?  虚実の表では痰飲湿濁は実証に区分されていたので。

大変よい質問だったので次の様に回答をしました。皆さんにも理解してもらいたくて公開します。

脾湿生痰とは脾が気虚の証で、それが元で痰飲湿濁という邪が生じたという証です。
虚実の虚は、正気が虚していることの意味で、
虚実の実は、邪気が実していることの意味です。
痰飲湿濁は邪気の一つで、すなわち邪実の証です。
日本漢方では虚証と実証を体質の意味にしてハッキリと区別しますが、中医学では虚実は何が虚しており、何が実しているかと病理の説明にしています。

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Comments

>虚実の虚は、正気が虚していることの意味で、
>虚実の実は、邪気が実していることの意味です。

詭弁臭い話ですね。
つまり、
正気が虚している(生気が劣勢)=邪気が実している。(優勢)
邪気が実している=生気が虚している。
ってことになり、
虚実はイコール。同じ。単に言葉の遊戯じゃないですか?

Posted by: 井の | 2005.04.22 at 10:35 PM

綱引きのように同一線上で正気と邪気が張り合っている場合はおっしゃる通りです。正気を補い且つ邪気を追いやるのが求められる治療法になります。
しかし邪気が無くても正気だけが一方的に虚している場合は正気を補う事が治療法になり、また正気が充分にあってもインフルエンザや花粉症のように邪気が圧倒的な場合は先ず邪気を追いやる事に専念しなければなりません。
正気の補か、邪気の去か、どちらを優先させるかに思いを致すなら虚実の意味がハッキリすると思います。

Posted by: youjyodo | 2005.04.30 at 11:06 AM

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