臓腑病機 5
" 肺は一身の表を主り, 肝は一身の裏を主る, 五気の盛んなるは皆肺より入り,七情の病は, 必ず肝より起る。" 清・王孟英 《柳州医話》 王民按語
按: 肺は気を主り, 外では皮毛に合し, 外感する六淫の邪は, 或いは皮毛より, 或いは口鼻より, みな必ず肺経より入る, 肺気が表で実しておれば, 気機は宣暢しており, 容易には邪を受けない, 肺気が宣暢していなければ, 外邪は虚に乗じてすぐに入る。
肝は血を蔵し疏泄を主る, 内傷の七情は, 先ず肝気を触動する, 肝気が鬱すれば裏気は皆鬱する, 肝気が逆すれば気血は乱れ,升降は失常し, 気血は怫鬱し, 六鬱の病は相い継いで生ずる。故に内傷の諸疾は, 常に肝より起る。
『歴代臨床格言選萃』 天津科学技術出版社 1987
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