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多汗症

やや肥満の40代女性

もっとも治して欲しいこと:一番目・・・特に頭・顔・首からの異常な量の汗  少し動いただけで、頭・顔・首から滝のように流れ落ちます。
と同時に顔が真っ赤、のぼせたようになり、大変困っております。銭湯での入浴後、運動中もです。子供の頃から汗かきでした。年々ひどくなってきました。
二番目・・・肥満。
三番目・・・こぶらがえり 足の裏がほてる。寝ている時、運転中に足指先、ふくらはぎ頻繁に起こる。
  尿量が少なく、回数も少ないのではと思う。食べてもすぐ腹が減る。
若い頃は皮膚・頭皮がかゆい、フケ性、顔中にものすごいにきびで通院治療したことあり、月経過多だった。

> 特に頭・顔・首からの異常な量の汗
> と同時に顔が真っ赤、のぼせたようになり困っております。
> 尿量が少なく、回数も少ないのではと思う。

多汗は湿熱が体内から溢れ出る症状のひとつです。
なかでも肝胆経は湿熱がこもりやすいので「肝胆湿熱」という証候に属します。
尿量が少なく顔が真っ赤にのぼせるのも、足の裏がほてるのも湿熱の外症です。

> こぶらがえり 足の裏がほてる

下肢の筋肉は肝経と関連があり、こぶらがえりも湿熱により経気が阻まれるためと思われます。

> 食べてもすぐ腹が減る

湿熱の肝火に当たり、これがあるとカロリーを消費するので空腹になります。
肝火が減れば空腹感はなくなりますが、一方で湿があるため肥満傾向になります。
痩せるためには湿熱ともに解消しなければなりません。

> かゆい(若い頃) フケ性(若い頃)
> 若い頃、顔中にものすごい「にきび」で通院治療

フケやにきびは湿熱外欝です。

> 若い頃は月経過多

湿熱下注です。すべてに「湿熱」がからんでいます。

肝胆湿熱 (肝の疎泄作用と胆の消化機能が平衡を失し湿熱がたまる)
湿熱下注 (湿熱が欝滞して膀胱の気化や大腸の伝導機能が妨げられる場合) の証に該当します。

※ メール相談例「多汗症/月経過多」「月経過多/肥満」の例が出ていますので参考にして下さい。
あなたのケースとメカニズムが似ています。


おすすめの漢方処方

(1) 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
  (沢瀉・木通・車前子・生地4 当帰・柴胡・黄岑・山梔子3 甘草・竜胆2)32

参照: 「柴胡のない竜胆瀉肝湯な~んて

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