極め付きインフルエンザ対策
インフルエンザに罹ってからの転帰は人によって違います。
治りやすい人、いつまでも引きずる人、余病を併発する人、重症化する人など。
それは人それぞれの内因によります。
先の“未病を治す”とはにも
例えば湿盛の肥胖者は湿毒邪気に感じやすく
と書いたように、予め“湿”が過剰な体質の人は“湿毒”へと転化しやすいものです。
2003年の中国におけるSARS流行の時も“湿熱蘊毒”という証候に陥った人が沢山いました。そのため治療は困難を極めたのです。
外邪としてのSARSウイルスがどんなに悪質なものであっても、罹った人が「湿体質」でなければそう簡単には次の段階へと転化することは無かったでしょう。
過去の伝染病流行の体験から学ばなければならない事があるはずです。
罹ってから慌てるのではなく、罹る前の予防法として“未病を治す”ための体質改善こそが急がれます。
「未病時に自分はどういう所に欠陥があるか、体質的にどんな偏りがあるか」を予め知って事前に治しておく事です。
そしてこれはインフルエンザに限らず慢性病でも云えることで、糖尿病やガンでもならない内に未病を治しておけば回避できる可能性があります。
そのためには体質的偏向としてはどんなものがあるのかを大局的に知っておかなければなりません。
私が提示している「50証チャート」というのがあります。
これは漢方の証を網羅したもので、いわば漢方のまんだら図にあたり、「漢方まんだら」と呼んでいます。
自分がこの中のどの位置にあるか、それならばどう治しておかなければならないか、という事です。
では具体的にどのようにして自分の体質を決定するか?
それは日頃感じている些細な不具合があれば、それをヒントにして体質的偏向を推論します。
例えば、肩が凝るとか眠つきにくいとか眩暈があるとかニキビや湿疹があるとか月経痛があるとか、何でもいいから些細な不具合があれば、それは「50証チャート」のどこと関係があるからかを類推しておくのです。
(自分で考えても分らなければどうぞ相談表を送ってください。出来るだけ返事しますが、返事を貰ったらそれっきり というのはナシです。無い知恵を絞っているのですから受け取ったらどう思ったか返事ぐらい下さいよ。)
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