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花粉症か? or ただの鼻風邪か?

表日本と裏日本では気候が大変異なります。
私の居る北陸地方は湿度が高く、雪も降ります。
スギ花粉が飛んでも左程拡散はしません。
だから鼻水が出てもそれが花粉症なのか、それともただの鼻風邪なのか判断に苦しみます。
私としては圧倒的に鼻風邪であろうと思っています。
何故なら殆ど目の痒みは訴えなく、鼻水とクシャミだけだからです。

それならば病院で行っているアレルギー検査をしてみれば分るじゃないかと仰るかも知れませんが、人の感覚判断を使わないで検査ばかりに頼りるのもどうかと思うのです。
老人のインフルエンザでは殆ど発熱しない場合があり、風邪と見まがうのですが、それでも検査してウィルスが見つかると即インフルエンザと断定しますね。
これなどはインフルエンザというよりも、やはり風邪と見なした方がより実態に近いのではないかと思うのです。

先だっても花粉症だといって薬を求めてくるお客さんがありました。
聞けばやはり鼻水とクシャミだけです。
花粉症という言葉には逆らわず、肺気虚寒とみて「温肺止流丹」を紹介しました。

(魚脳石・桔梗・訶子・人参・荊芥4 甘草・細辛2)24

(小青竜湯や麻黄附子細辛湯とは一味違う構成です)

5日後にまた来て曰く、「あの薬は高いけれど よく効くねー! ピタリと止まったわ。けれど、昨日ほんの10分ほど自転車に乗ってきたらまた鼻水が出てきたわ。」 「そうするとやっぱり花粉のせいかねー?」 どうも分りません。

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自分自身への設問です。
もしこれに目の痒みが加わっていたらどうするか?

目の痒みは漢方では風(ふう)証と考えます。
風(ふう)の邪が瞼(まぶた)や眦(まなじり)にあると目は奇癢を感じます。
これに対する代表的な処方は瀉肺湯《眼科纂要》で、結膜炎などにも使います。

(石膏・赤芍・黄岑・桑白皮・枳売・木通・連翹・荊芥・防風・山梔子・白止・羌活・甘草)

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