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卵巣嚢腫  温胆湯加減

卵巣嚢腫や卵巣チョコレート嚢腫(卵巣子宮内膜異位嚢腫)は中医の積聚・チョウカの範畴に属する。
その病因は主に個体の正気(免疫功能)不足にある。
風寒湿熱の邪が内侵したり, 或いは七情・房室・飲食による内傷や, 臓腑功能の失調や, 気機の阻滞があり, そのために淤血・痰飲・湿濁等の有形の邪が凝結して散らず, 停聚して, 日久しくして積となったものである。
従って健脾去痰・軟堅散結の方法が卵巣嚢腫を治療する重要手段となる。

【臨床応用】
黄氏は温胆湯加減を応用して卵巣嚢腫を治療して, 良好な療効を得ている。
 (日本ではもっぱら桂枝茯苓丸しか候補の処方に挙がっていない)

基本方: 茯苓・夏枯草・意苡仁10, 白芥子・陳皮・劉寄奴5, 竹茹・半夏・柴胡・甘草3, 穿山甲 3(冲服)

肝気鬱結が甚しければ, 逍遥丸を追加する。


按: 中医では“奇病に淤多し”, “百病は痰を兼ねる”, “怪病に痰多し”, “百病は皆痰よりなる” 等の説がある。


     『難病奇方系列从書 第三輯 温胆湯 (2009年)』 より

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漢方」カテゴリの記事

Comments

こんにちは。
空調の影響(夏の冷房、冬の外気導入)で常に背面とおなかにあたりが微冷風にさらされ体調を崩し、卵巣嚢腫から卵巣チョコレート嚢腫になってしまいました。(3年目)それと前後して冷えがひどく、職場では座席が決まっていて寒くない席に移動したはずなの、冷え、発熱腹巻、ウールのタイツ、ムートンの座布団、毛皮のブーツ、カイロ、湯たんぽ、ダウンジャケットなどありとあらゆるものを試していますが、どこから隙間風が来てもからだの芯(おもに腰・腹・胃)が冷えて尋常ではありません。
卵巣嚢腫ー温胆湯加減 の説明を読み、『自分の症状はこれにちがいない!』と思い、治るかもとの期待とともに漢方薬局に飛び込みましたが、ケイシブクリョウガン、カミショウヨウサンをそのまま飲み続けるようアドバイスがあった。(現在自己判断で服用中)淤血は確実なので納得できますが、過去に3ヶ月~半年飲みましたが(漢方医へ通院していました。)あまり効いている気がしないのです。
上記2つに「温胆湯加減」を加えたばあい、どうなるんでしょうか?アドバイスをいただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

「風寒湿熱の邪が内侵したり, 或いは七情・房室・飲食による内傷や, 臓腑功能の失調や, 気機の阻滞があり, そのために淤血・痰飲・湿濁等の有形の邪が凝結して散らず, 停聚して, 日久しくして積となったものである。」

Posted by: 晶鼓 | 2009.11.03 at 11:07 PM

ケイシブクリョウガン、カミショウヨウサンの二つとも冷やす作用があるのに、どうして冷えがひどいあなたに勧めたのでしょうね?卵巣嚢腫ー温胆湯加減と直結する前に全身的な診断が必要です。漢方メール相談は「漢方相談表」に従ってください。http://homepage3.nifty.com/youjyodo/2sodan.html
あなたのメールアドレスへ回答を送ります。

Posted by: youjyodo | 2009.11.04 at 03:11 PM

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