« “陰火”とは | Main | 唇風 (剥脱性唇炎) »

我が家のおねしょ

夜尿症 遺尿 の後半に「小兒に特有の“稚陰稚陽”、“肝常有余” 等の生理的特長が容易に肝鬱化熱的な病理を起こさせる」という記載があります。
つまり小児はもともと疏泄太過になりやすいものなのです。
だから睡中遺尿はあって当然、生長するに伴って疏泄が制御されていくのです。

疏泄太過による小便失禁 を書いた時、遠い昔に、我が家の娘がおねしょをして妻を悩ませていた事を思い出しました。
血色の無い、痩せて食の細い女の子だったので未生熟のためにおねしょをするのかと思っていたものです。
その反対で、未生熟も疏泄太過の結果だったとは夢にも思いませんでした。
今から思えば、あの時に芍薬甘草湯などを飲ませておけば良かったのです。

小児のおねしょで最も多いのが疏泄太過によるものです。
従来は小建中湯や八味丸や甘草干姜湯などや、時には何の根拠か葛根湯までが使われていますが、理論の無さは民間療法と同じです。
しかし最近は、おねしょの店頭相談はめっきり減りました。

|

« “陰火”とは | Main | 唇風 (剥脱性唇炎) »

漢方」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 我が家のおねしょ:

« “陰火”とは | Main | 唇風 (剥脱性唇炎) »