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漢方と前立腺癌

間 寛平さんの前立腺癌が報じられていましたが、中医では早期の前立腺癌は肝腎陰虚と気滞痰淤による経絡の阻滞が原因と考えています。
前立腺は少腹の肝経に位置しているので肝腎陰虚と関連するのです。
また腫塊は一般に痰と淤血から論じられることが多いのです。
この故に中医の治療は滋陰降火を主とし,行気化痰,或いは活血化淤,或いは軟堅散結が佐とされるのです。

知柏地黄湯加味:
 知母・黄柏・沢瀉・牡丹皮・夏枯草3 山薬・山萸肉4 熟地・土茯苓・白花蛇舌草7 仙鶴草・半枝蓮5 琥珀0.3

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病案挙例

    男,73歳,2005年06月
尿血があって来院し,早期前立腺癌と診断された。
頭暈,口干しても飲みたがらず,舌質は偏紅,苔は少,脈は滑数,自汗あり,血尿あり,尿頻だが尿急や尿痛はない。
これより患者の証は肝腎陰虚・湿熱下注と考えられる。
よって治療は滋陰補肝腎・清利下焦湿熱を主とした。

知柏地黄湯加味:
 知母・黄柏・生地・山茱萸・山薬・沢瀉・蒲黄・茯苓・小薊・藕節・白花蛇舌草・半枝蓮3 白茅根7 炒意苡仁10

服薬6个月の中医治療后,患者の症状は改善され,血清の特異抗原(PSA)は下がり,2年間穏定している。

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