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面部黄褐斑(シミ)

桃紅四物湯加味で面部黄褐斑96例を治療し,満足な療効を得た。

桃紅四物湯加味
 (当帰4 桃仁・白附子・丹皮・川弓・桔梗3 白芍・生地・鬱金5 香附7 紅花・甘草2)45

医案
 向某,女,32歳,2003年8月13日,
患者は2年前に顴部に色斑ができ,だんだん増えてきたし,色もだんだん濃くなった。
今では蝴蝶形の不規則な黄褐色斑の様相を呈してきた。
平素から頭暈、だるい、顔色が悪い,食欲不振,不眠,月経量少で色が紫暗,舌質は淡紅,苔白く,脈は細渋である。

気虚血淤と辨証され,治療法は補気養血・化淤消斑法が宜しい。

薬用
 (党参・麦芽・香附7 当帰4 白朮・白芍・熟地・鬱金5 山査・桃仁・川弓・白附子・丹皮・桔梗3 紅花・炙甘草2)67

2日に1剤を水煎して服したら,8剤で痊愈した。

 漢方では本病の多くを次の様に考えている。
平素から憂鬱で,肝気が鬱滞すると,肝は条達を失う。
鬱が久しくなって熱化すれば,陰血を灼傷する。
気滞により血淤すれば,血は面に上乗出来ない。
或いは肝腎が不足して,経血が虧虚すれば,腎水は上栄できない。
或いは腎陰虧虚によって,水が火を制せず,虚火が上浮すれば,顔面を鬱阻して黄褐斑となる。

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