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IgA腎症と中医学3

IgA腎症の慢性期の証型:

 (1) 陰虚内熱型
多くは臨床症状がはっきりしない者で,腰部酸痛,咽干,渇して凉飲を喜び,手足の中心が熱く,尿赤く便が干き,舌紅少苔,脈が細数の症を現す。
治は滋腎清利に宜く,方は知柏地黄湯加味 或いは小薊飲子等の加減を用いる。

(知母、黄柏、生地、山萸肉、女貞子、旱蓮草、丹皮、白花蛇舌草、生側柏葉、大薊、小薊、益母草、白茅根、石葦)

 (2) 気陰両虚型:血尿・蛋白尿が久しく,乏力が明顕で,口干,舌淡,脈細弱の症を現す。
治は益気養陰・活血止血に宜く,方は参耆地黄湯 或いは大補元煎の加減を用いる。

(太子参、黄耆、熟地、山薬、杜仲、枸杞、山萸肉、当帰、丹皮、沢瀉、甘草)。

 (3) 気虚不摂型:多くは蛋白尿を主として久しく愈えざる者,
方は補中益気湯・五子衍宗丸の加減を用いる。

(党参、生黄耆、白朮、当帰、陳皮、升麻、柴胡、甘草、覆盆子、金桜子、枸杞、欠実)

 (4) 陰陽倶虚,水淤互結型:少尿で水腫を伴うのが特徴,
補陰助陽・利水化淤が基本治則である。

(制附片、肉桂、熟地、山萸肉、山薬、当帰、川弓、赤芍、地竜、丹参、川牛膝、茯苓、生側柏葉)

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