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漢方薬はいつ飲んだら良いか?

化学薬品はその刺激性を緩和するために、一般には食物と混ざるように「食後30分」を指定しています。
しかし概して刺激性の少ない漢方薬は、原則として「食前または食間の胃が空の時」の服用です。

これは食後だと食べた物と薬が混ざって薬の吸収に時間がかかるからです。
空っぽの胃袋で早く吸収させたいという意味です。

しかし例外の特別な場合があります。
それは脾胃気虚の場合です。
消化力の乏しい人が空腹時に薬を飲むと、それだけで腹がふくれて食欲が無くなる事があります。
それでは何にもなりません。

脾胃気虚の人は反対に「食後または食間で、まだ食物が胃にある時」に服用した方が良いのです。
これを《穀気を借りる》といいます。

胃に食べ物や果物が入るとそれだけで気力が出てきます。
その気力を借りて脾気や胃気を上昇させたいのです。
処方には下陥した気を上げるために昇提作用のある薬を使います。
薬と穀気の両方でより多くの昇提効果を得ようとするのです。

その具体例が「升陽益胃湯」に出ています。

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