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一貫煎と帯状疱疹後遺神経痛

帯状疱疹の後遺神経痛について今まで幾つかの例を紹介してきましたが、どれも実証の場合でした。

眼瞼部の帯状疱疹

帯状疱疹と肝鬱

帯状疱疹后遺肋間神経痛

帯状疱疹後遺神経痛

なぜ帯状疱疹の後遺神経痛は老人に多いのか?
何か老人特有の虚証の因子があるに違いない。
それは肝腎陰虚ではないか、という推論の元に「滋陰養血柔肝」の方法を取って成功した例がありました。

‥‥‥

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痔の標治と本治

 痔の薬で有名なのは乙字湯(柴胡・黄芩・当帰・升麻・大黄・生甘草)です。
乙字湯は専ら清熱解毒の方剤です。
即ちここに用いられている柴胡や升麻は分量が大きく主薬に当たります。
補中益気湯に含まれる少量の柴胡や升麻の補佐薬とは意味が違います。
かねてから乙字湯を痔に使う事には抵抗がありました。
この度は同じ柴胡や升麻を使っても、それが升提薬として使われている痔の処方にぶつかりました。
標治と本治の問題も含んでおり、痔を見直す良い機会かと思います。
‥‥‥

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剥脱性口唇炎2

剥脱性口唇炎を中医学では唇風という。

これに用いられる漢方処方には次の様なものがあげられる。

中医治疗唇炎的秘方から引用。

风热犯胃

1.双解通聖散加減

(防風・梔子・川弓・滑石4 連翹・沢瀉・当帰5 生石膏(先煎)8 黄岑・白朮・薄荷(后入)3 甘草2)50

脾经血燥者

2.四物消风饮加減

(山薬5 川弓・赤芍・生地黄・柴胡・白朮・丹皮・玄参・麦冬・石斛4 薄荷(后入)・蝉蛻3 炙甘草2)49

阴虚血热

3.养阴清燥汤

(玉竹・山薬・生地黄・女贞子・何首烏5 牡丹皮・麦門冬・莲子芯・山梔子・黄岑3)40

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五苓散の解明

 陳瑞春教授は著名な経方の専門家です。
臨床工作に従事すること50年近くになりますが,特に五苓散方の応用を病機より切り開かれました。

五苓散の病機で強調されるのは“気不化水”ということです。
(全身の)気化ができないと,(全身に)水津は分布されず,口渇を現す;
(全身の)水液が潴滞すると,(膀胱では)小便不利を現す;
(膀胱で)気化ができなければ,水は気化せず,尿多の証を現わす。
五苓散が多尿と少尿の両方を治せるのは,皆 気化不利という病機があるからである。

【臨床運用】

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