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風寒牙痛(歯痛)

2011/04/07 右上の第1歯に変な痛みを感じた。
何秒か間隔を置いてはピクリピクリと瞬間的な痛みが来る。
こんな変わった痛みは初めてだった。
また右鼻の下あたり、その歯根部になるのか押さえると痛む。
歯痛なら胃経の熱だろうと、安易に考えて「清胃散+瀉黄散の加減方」を2日間飲んだが変化なし。
では腎経の熱もあるかと「玉女煎加味」を2日間試したが、やはり効果なし。
持続的でないピクリの痛みはたいして気にならなかったので放っておいたら、

2011/04/16 今度は左上の第3歯の歯根部がかなりの強さで持続的に痛み出した。
気をつけて見ると少し寒気もある。
入浴で温まると幾らか楽になり、一晩暖かくして寝たら翌日には半ばまで改善していた。

これはもっと弁証をしっかりやらなければ、とnetを調べてみた。
そこで見つけたのが次の「牙痛的中医治疗」です。

胃火や腎火の外に、風寒牙痛というのがある。

人の頭面は諸陽の会するところ,故に陽明の経絡が虚すと寒を感受して牙痛を発する事がある。
上歯には胃の経絡が,下歯には大腸の経絡が通っている。
胃も大腸も陽明経であるから,上・下歯齦は皆 陽明経に属している。
だから風寒歯痛とは陽明経に風冷湿の邪が侵入し,それを感受した唾液や涎が,歯間の気血と相搏撃して痛むのである。
風寒で引き起される牙痛は牙齦が紅くならず腫れもしない。
感寒牙痛では熱を得れば痛みが減る。
また悪寒や微発熱や鼻塞流涕等の症を伴う事もある。

若し痛みが游走性で,ピリピと電撃的で,頭額・両頬に連なれば風痛である。
若し冷気を吸ったり冷物に触れて痛み,部位が固定しておれば寒痛である。

風痛には [桂枝・防風・紫蘇葉・徐長卿3 白芥子・桔梗・白芍5 細辛1.5 甘草2.5]31

寒痛には [当帰・川芎・白芷・枳殻3 細辛・桔梗・川椒・甘草2]20

そこで風痛の方を試したところ効果覿面で、ピクリピクリの右上の第1歯も 持続的痛みの左上の第3歯も共に良くなってきました。
顏を洗う時に左鼻の横を押すとまだ歯根部に痛みを感じますが、ハッキリと変化がありました。
いずれ歯根部の原因治療をしなければ収まらないでしょうが、一時しのぎの便法にせよ漢方でも歯痛に対処できるという体験でした。

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