全身の痛み、こわ張り、痛覚過敏
中年男性。
3年前 歩いていてぎっくり股関節のようなものをおこしてしまい、右の臀部痛と足先の痺れが出たのがきっかけで、今は腋の下と周辺、ソケイ部と太股内側、臀部痛(一昨年に梨状筋の切除手術をした)が強い。
これは漢方では“熱痺”、“脉痺”、“皮痺”、“腰尻痛”などと呼ばれており、湿熱痺の証です。
湿邪と熱邪が肢体・関節・筋肉・経脉に相合着して局部に気血の閉塞不通の証候を造成する。
> 体をこすったり、かいたりするだけで唇が灼熱感というか痺れるような感じになります。
> 体が痒くなりやすい、耳の閉塞感、右足先の痺れ感、筋肉のぴくつき等
多くは人体の陽気が偏盛で、内に蘊熱を有するものが風寒湿邪を感受した后に鬱熱化したことに因って起こる。
主要な症状は、関節や筋肉局部の紅腫・疼痛・重着(しびれ)で、触れると熱感がある。
また肢体の経脉の走行方向に沿って掣痛や脹痛や灼痛が起こる。
おすすめの漢方処方
A: 二妙丸+宣痺湯・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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