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全身の痛み、こわ張り、痛覚過敏

中年男性。
3年前 歩いていてぎっくり股関節のようなものをおこしてしまい、右の臀部痛と足先の痺れが出たのがきっかけで、今は腋の下と周辺、ソケイ部と太股内側、臀部痛(一昨年に梨状筋の切除手術をした)が強い。

これは漢方では“熱痺”、“脉痺”、“皮痺”、“腰尻痛”などと呼ばれており、湿熱痺の証です。
湿邪と熱邪が肢体・関節・筋肉・経脉に相合着して局部に気血の閉塞不通の証候を造成する。

> 体をこすったり、かいたりするだけで唇が灼熱感というか痺れるような感じになります。
> 体が痒くなりやすい、耳の閉塞感、右足先の痺れ感、筋肉のぴくつき等

多くは人体の陽気が偏盛で、内に蘊熱を有するものが風寒湿邪を感受した后に鬱熱化したことに因って起こる。
主要な症状は、関節や筋肉局部の紅腫・疼痛・重着(しびれ)で、触れると熱感がある。
また肢体の経脉の走行方向に沿って掣痛や脹痛や灼痛が起こる。

おすすめの漢方処方
A: 二妙丸+宣痺湯・・・・・・・・・・(煎じ薬)

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妊娠中や授乳中に漢方薬を飲んでも良いか?

証に合っている処方なら進んで飲むべし。
合っていないと何かかにかのマイナスあり。

では、いかにして証に合っているかどうかを判定するか?
二、三日ほど飲んでみて、自分の体にどんな変化が起こるかを見て下さい。

不調が起これば直ぐに止めてください。
何となく良いようならもう暫く続けてみてください。
十日ほど飲んで更に良いなら更に続けてください。

母体の状態が悪ければ胎児にも悪影響があろうし、母体の状態が良ければ胎児にも良いことです。
胎児のことを思えば積極的に行動する事をお勧めします。
授乳中の場合も同じです。
‥‥‥

有故無損亦無損
これは『婦人が身重の時の治療法はどうすればよいのですか?』と黄帝が問うたのに対して、岐伯が『証により用いるべき理由があればその薬物は母体を損じないし、亦胎児も損ずることはない。』と答えた一部始終です。

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