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リウマチと四神煎

『中医臨床』v31-4 に、王承徳先生の著作『実用中医風湿病学』から「中国におけるリウマチ性疾患事情―最近の中医の取り組み―」が紹介されています。
日本では馴染みのない処方名です。
リウマチという難病に対して中国ではどう取り組んでいるのか知りたくて少し調べてみました。

四神煎:《験方新編》原著清·鮑相璈 

組成:生黄耆 半斤,遠志肉、牛膝 各三両,石斛 四両,金銀花 一両

用法:生黄耆、遠志、牛膝、石斛を先煎した後,金銀花一両を再入してもう一度煎じる。
服后に両腿が火熱の如くなるのを覚えたら,即暖かく蓋って睡る。
汗が雨の如く出たら,汗出が止まってからタオルで拭き,緩々と被衣を去り,その後は風を避ける。

主治:鶴膝風。
両膝が疼痛し,膝が腫大して,大腿は細く,形が鶴膝に似て,歩履が艱難し,日久しくなれば破潰する証。

功効:扶正養陰祛邪,清熱解毒,活血通利関節。

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アレルギー性紫斑病

 隣市にいる5歳の孫娘が血管性紫斑病(アレルギー性紫斑病)にかかり入院したと連絡があった。
症状は「2日前に37.8℃の発熱の後、右足首から先が腫れあがり痛くて歩けなくなった。赤い発疹が出た。」という。
この病気は発疹や浮腫や関節痛に止まらず、時には腎炎の発症の可能性もあるとのことで大事をとって入院したのでした。

翌日病院へ見舞いに行くと足の痛みはまだあるが腫れは無くなり、平熱で、発疹あり、内出血のような青痣がくるぶし辺りに見えた。
食欲あり。また数日間便秘だということで浣腸をしてもらっていた。
治療は副腎皮質ステロイド剤の点滴が中心で、当分は検尿などしながら腎炎を併発しないように観察するとのことだった。

西洋医学では「原因は不明ながら、種々のウイルス感染症や細菌感染症に続発することが多い」とされ、溶連菌感染症に続発するものはよく知られているという。

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