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高脂血症1

高脂血症は中医学では痰湿・濁阻・血瘀に属する。
中医学では血脂は膏脂の仲間で,代謝は臓腑の気化作用に因っている。
すなわち脾の運化,肝の疏泄,腎の気化と密切に関系している。
明·張景嶽曰く:“痰の化(消長変化)には脾が関与し,痰の本には必ず腎がある。”
其の成因の多くは肥甘厚味を恣食し,平時の運動が少く,脾が健運を失して運湿布津する能わず,肝は疏泄を失し,気機が不利となり,升降が失司し,水穀肥甘の品から気血精微を化生する能わず 聚湿生痰となり,は濁ってと化し,凝ってとなる。
痰濁が過盛になれば,血中に混じり,血液の黏度を増させる。

《血証論》に云く:“痰水が壅がるのは,瘀血があるからである,だから瘀血を無くすれば,痰気は自ずから消えていく。”
脾胃の失常,肝腎の陰虚,精血の不足,経脈の失養が病の根源である。
即ち痰濁内阻・気血凝滞は病のであり,脾胃の失常・肝腎の陰虚が病のである。
本病の主なる病機は脾虚痰湿と瘀血阻滞である,故に治療には益気化痰を以って脾運を助け,活血化瘀を以って津液の布化を利し,滋補肝腎をして生痰の源を止めなければならない。

瓜蒌薤白半夏湯加減
(瓜蒌4 半夏・白朮2.5 薤白2 生山楂・何首烏・沢瀉・黄芪5 茯苓・党参・川芎・丹参・陳皮・甘草・桃仁1.5)41.5

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瓜蒌薤白半夏湯《金匮要略》
 (瓜蒌実12 薤白・半夏9 白酒70ml<白酒てはなく,黄酒,或いは甘酒を代用してもよい>)
【功効】行気解鬱,通陽散結,祛痰寛胸。
【主治】痰盛瘀阻胸痺証。症見胸中満痛徹背,背痛徹胸,不能安臥者,短気,或痰多粘而白,舌質紫暗或有暗点,苔白或膩,脈遅。
【臨床運用】本方現代可用于治療冠心病心絞痛、風湿性心臓病、室性心動過速、肋間神経痛、乳腺増生、慢性阻塞性肺病、創傷性気胸、老年咳喘、慢性支気管肺炎、慢性胆嚢炎等属上述証機者。

高脂血症2

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