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小柴胡湯合香蘇散をめぐって

日本漢方の報告に「耳管狭窄症や耳管開放症の耳閉塞感に小柴胡湯合香蘇散(紫蘇飲)が有効」というのがあります。
中医学では通気散《医学凖縄六要》が有効と云われています。
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(1) 小柴胡湯合香蘇散
(柴胡・半夏・黄岑・人参・甘草・大棗・生姜+香附子・紫蘇葉・陳皮)
(2) 通気散
(柴胡・香附子・川芎)
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両者を比べると「柴胡・香附子」が共通成分です。
あなたならどちらを使いますか?
保険エキスしか使えないという縛りがあれば当然(1)になるでしょう。
薬草処方が使える人は(2)も選べます。
そう云って二通りに分かれてしまって終わりとなるのなら何をかいわんや。
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小柴胡湯合香蘇散を選んだ人はどういう根拠で選んだのか、通気散を選んだ人はどういう根拠で選んだのか?
それを明らかにしなければ医学の体をなしません。
と、いうのは表向き。
本当は日本のエキス漢方では限られた処方数しか使えない、だからと云って「それ以外の処方には目を向けない」というのがしゃくに触るのです。

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