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脾虚湿阻による盗汗

盗汗(寝汗)の色々」の記事があります。
ここでは盗汗は陰虚によるものだけではない事を強調しました。
しかしここでも抜けている例があります。
それは脾虚湿阻による盗汗です。
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風掻痒(苔癬様の皮膚掻痒症)

湿疹とは云えないほどの皮膚掻痒症があります。
現在の私にもそれがあります。
ある時、腿の裏に小さくポツリと出た赤疹を掻いていたら、それがいつの間にか苔癬様に変化してしまったのです。
汁が出るわけでもなく、掻けば赤くなるが暫くすると暗紫色になっていて、もう1年程も居座っている。
困るのは、夜間によく痒くなることです。
何とか治そうと幾つもの漢方処方を試みましたが上手くいきません。
これに類するものは老人に多いようです。
今までにも数人の老人から相談を受けたことがありますが、いずれも失敗に終わっています。
それ程に治りにくい皮膚掻痒症なのです。
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ところが最近見つけました。
良さそうな処方がありました。
目下追試中ですが何か良さそうな感じです。
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麦門冬と水腫

補気建中湯は腹水などに使われますが、その構成は白朮・蒼朮・茯苓・陳皮・人参・黄岑・厚朴・沢瀉・麦門冬です。
他の成分が浮腫に使われるのは分かりますが、麦門冬が入っているのは何故でしょうか?
麦門冬は肺の滋陰剤です。
それが何故利尿作用と関係があるのでしょうか?
ほかにも麦門冬の入った処方が浮腫みに用いられる治験例を多く見かけますが、その意図はどこにあるのでしょうか?

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双極性障害(躁鬱症)

双極性障害(躁うつ病)は、躁状態とうつ状態という、2種類の「病相」を繰り返す病気です。
これらの病相が治った後は、精神的な症状は全くなくなります。
これらの病相が1回で終わることは少なく、予防療法をせずに放っておくと、多くの場合再発し、年と共に再発までの間隔が短くなる傾向があるため、ふつう予防療法を行います。
再発は治療により予防できます。
はっきりした躁状態がある場合は双極 I 型障害と呼ばれ、軽躁状態とうつ状態を繰り返す場合は、双極 II 型障害と呼ばれます。
軽躁状態は、むしろ調子の良い状態と感じるので、双極 II 型障害は、本人や周囲の人にとっては、「うつ病」と感じられます。
しかし、双極II 型障害ではうつ状態が再発しやすいことから、双極性障害に含めているのです。
一方、うつ状態では、一日中、気分がゆううつで、いつも見ていたテレビや新聞にも興味がもてず、何をしても楽しめません。
何も食べる気にならず、何 kg も体重が減ってしまいます。
夜は寝付かれない上、暗いうち目がさめてしまい、過去のことを悔やんだり、自分を責めたりすることばかり考えます。
逆に、食欲が増えたり(過食)、眠りすぎてしまう(過眠)という症状が見られることもあります。
仕事をしようとしても、考えが進まず、集中力や決断力がなくなり、ひどく疲れやすいなどで、とても仕事はできません。
何事もおっくうになり、機敏に行動できません。
場合によっては、じっとしていることができず、立ったり座ったりと落ち着かなくなる場合もあります。
しまいには、もう死ぬしかない、と自ら命を絶とうとする人もいます。
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