心筋梗塞ではなく逆流性食道炎だった!
10/16 の「ためしてガッテン」は無痛性心筋梗塞についてでした。
この中で紹介された事の一つに“逆流性食道炎が胸痛を起こす事があり”、それが心筋梗塞と間違えられる、というくだりがありました。
これは大変参考になりました。
実は私もこれを経験しているからです。
決まって夜間に起こり、胸痛というか胸悶というか、名状しがたい何とも厭な圧迫感が一分間ほど続くことがあります。
これを色々考えて、若しかしたら心筋梗塞の始まりかもしれないと思っていました。
それが逆流性食道炎でも起こり得る症状だと聞いてホッとしました。
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“嘈雑”という中医学の症状があります。
これを日本語に訳すのは中々難しいのです。
“胸やけ”と訳されたりしていますが、充分ではありません。
虞搏の《医学正伝》には次のように説明されています。
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“嘈雑の証は飢えに似て飢えにあらず,痛みに似て痛みにあらず,懊悩不寧の状である。其の証は嗳気を兼ねたり,痞満を兼ねたり,悪心を兼ね,やがて胃痛へと進む……。” 其の痛みは往々食を得れば止まる。
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