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小児遺尿と加減益胃湯

小児遺尿について多くの医家は“虚寒”より論治していた。
しかし宋・元・清の時期より虚寒以外にも挾熱の証もあると考えられるようになった。
たとえば清・李用粹は遺溺に寒・熱の分があると認め、且つ小児の睡中遺尿はむしろ挾熱の者が多いと論じた。
当今の小児は肥甘香燥の品を好む者が多く、ために湿熱を蘊生し、その熱が腎関を擾がせて開闔を失常させる。
熱鬱が久しくなると必ずや津液をも傷つける。
故に遺尿の小児は往々にして口唇干燥・咽紅・扁桃体腫大・舌紅少苔等を伴う。
だから治療には清養胃陰することが鍵となる。
加味益胃湯にて治療すれば卓効を得ることができる。
加減益胃湯(沙参・麦冬・生地・玉竹・石斛・生谷麦芽・桑漂蛸3 山薬5 五味子2 鶏内金10 麻黄・石菖蒲・川楝子1)

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