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薬草漢方の終わり

二日続きのお通夜でうつったのか、私ものど風邪にやられました。
2014/03/08 夜 少しの寒気と咽痛があったが何も手当てをせず。
03/09 風寒鬱熱とみて、朝からこれを飲む。
六味湯2(荊芥・防風・貫衆・金銀花4 陳皮・白僵蚕・桔梗3 生甘草・薄荷2)29
夜には咽痛はかなり緩和されたが背中の寒気はまだあり蓄煖に背中をくっつけている。
代わって鼻水が出始める。
夜中に鼻水で仰向けになったままでしか寝られない。
最初から「六味湯2+黄耆・白朮5」を飲むべきだった。
03/10 その代わりに中葯の「辛岑顆粒」を飲み始める。
(黄耆8 黄岑・荊芥・白止・桂枝・蒼耳子・石菖蒲・白朮・防風3 細辛1)33
03/11 大分鼻水は少なくなり、代わって無痰の咳嗽が出始めた。
六味湯加味を飲み始める。
(桑葉・白芍5 荊芥・防風・桔梗・白僵蚕・杏仁・前胡・百部・牛蒡子3 蝉衣・甘草2)40
お陰で症状は軽快した。
振り返ると「六味湯」の証が中心にあり、それを少しずつ加減して今回の風邪は卒業しそうだ。
それで思うのですが、私は手元に原料は何でも持っているから六味湯は加減でも何でも煎じ薬で簡単に作れるけれど、一般の人はこれを求めても手に入れることが出来ない。
六味湯の代用に出来るエキス製剤は何かあるだろうか?
ちょっと見当たらない。
葛根湯、小青竜湯、柴胡桂枝湯、参蘇飲、銀翹散などのどれもピッタリ来るものはない。
薬草を処方する医者も稀有である。
それでは六味湯の処方は見つけても手に入れることが出来ない。
中国へ行って中医師にでも診てもらわないことには不可能だ。
薬事法の改正以前には街の薬局で簡単に作ってもらえたのに‥‥今はそれが出来ない。
私が再開しようとしている薬局でも作ることは出来ない。
あり得ない事だが、あとはどこか奇特な医師が処方を切ってくれるのを待つ以外にない。
薬草漢方はこうして終わっていく。

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