« February 2015 | Main | April 2015 »

痰を見て痰を治せず

正確には「見痰休治痰」と云うそうです。
『中医臨床』v36-1 で治痰の特集があり、そこに出てくる言葉です。
一方で「脾は生痰の源、肺は貯痰の器」という言葉もよく目にします。
これは痰飲病を治す時のキメせりふで、脾肺の両臓から治療を進めるべしという意味です。
「見痰休治痰」というのは「となる疾病がもともとあって、そこへとなる痰が付随する」時のことです。
あえて標治をせずとも本治さえしっかりやっておけば疾病が治ると共に痰も無くなるという意味です。

Continue reading "痰を見て痰を治せず"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

骨肉腫と漢方

中医学ではどんな病気についても治療には「局部よりも全体(整体)を重視する」という態度で臨みます。(不但重視局部,更重視整体)
「体質医学」と云われる所以です。
骨肉腫(骨肉瘤)は貧血と営養不良という悪液質を伴う事から「扶正培本法」が主となり、「解毒軟堅散結,活血化淤」などの法は従となります。
“闘病”というよりは“保守”の性格が強い医学です。
※近年、有名人が次々と病いに倒れてゆくのを見ると、果たして「守り」の方は充分に為されていたのかと心配になります。

Continue reading "骨肉腫と漢方"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

膵臓癌と漢方

癌は中医学では"伏梁"とも称し、積・聚・症瘕の範囲に含まれます。
」とは有形で固定して移動せず,病は臓に在り,血分に属す。
症瘕」と「」は無形で聚散があり,病は腑に在り,気分に属す。
積と聚は中焦の病変に多く,症瘕は下焦の病変 及び 婦科疾患に多い。
これより膵臓癌(胰腺癌)は「積」にあたり血分に属すと考えられる。

Continue reading "膵臓癌と漢方"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« February 2015 | Main | April 2015 »