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眼圧が高い緑内障の一例

陸南山治開角型青光眼験案(《眼科臨証録》)より
医案 兪某,男,25歳。
1972年4月28日初診。
4ケ月前から右眼の疼痛が始まった。
いつも書物を読む時に頭痛がひどくなる。
医師の診断では慢性単純性青光眼(緑内障)。
【処方】(石決明15 菊花・楮実子9 茯苓12 蒼朮・白朮6 猪苓5 桂枝3)65
中薬は基本的に健脾利湿平肝を主とした。
連続服用した中薬は85剤になる。
頭痛眼脹は消失し,眼圧は正常となった。
【解析】脾虚不能制水の理論を慢性単純性青光眼の主導思想としたのは、水湿上汎の影響によって眼内圧が高くなると考えたからです。
処方は健脾利湿を主とし,平肝を輔とした。
※正常眼圧でない場合の緑内障には利水作用も必要になります。

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