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白牛宣肺湯と喉源性咳嗽

白牛宣肺湯(経験方)についての構成は(白僵蚕 牛蒡子 杏仁 前胡 桔梗 荆芥 紫菀 甘草 薄荷)であると「白牛宣肺湯治療喉源性咳嗽」に記載があります。

また「咳嗽的辨治_百度文庫」にも最初の軽清宣散方として登場するところを見ると結構有名な処方のようです。
私が白牛宣肺湯にたどりついたのは「咽喉痒咳経験方
に「《長江医話》湖南[林β]州名医呂敬江氏《留心與創新》一文--清燥飲 を参照して」とあったからでした。
幸い書棚に《長江医話》がありましたので見ますと、次のように書かれています。
1982年秋,当地では“燥感”が甚だ多かった。
其の証は温(熱)凉(寒)が并せて現れた:
凉燥に似ているのは鼻干、結痂,唇紅,咽痛,口鼻烘熱して辛い;
温燥に似ているのは痰が白くて稀薄,鼻塞して清涕を流し,脈の多くは数ではない。
杏蘇、桑杏の諸方を投じても,皆あまり効かず,逆に症状が重くなった。
ある日,私は証に拠って一方を擬した。
防風、連翹、薄荷、杏仁、甘草、桔梗、天花粉 の七味の組成で,一度の投薬で即効があった。
その后何度も実践して,均しく満足な効を収め,一般には二、三剤で愈えた。
そこで''清燥飲”と命名しました。
三年前から連続して,証に拠って此の方を使用しているが, 他の外感表証にも拡用できる。
ただし口鼻烘熱を兼有していなければならない。
更に口唇単純性疱疹への治療効果にも宜しい。
つまり清燥飲から発展してきたのが白牛宣肺湯というわけです。
参考までに、医案は次にも載っています。
ちなみに本病の咳嗽は皆 喉痒から起り,痒くなければ起らない喉源性であることを断っています。
是非、桑菊飲や銀翹散を使う前に白牛宣肺湯も常用処方として考慮に領収入れておいて欲しいと思います。

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