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紫雲膏の蜜蝋について2

以前の記事「紫雲膏の蜜蝋について」において、蜜蝋は軟膏基材どころか主薬ではないかと書きました。
そこにはハッキリと「蜜蝋具有収渋,斂瘡,生肌,止痛,調理的功効。外用于潰瘍不斂,臁瘡糜爛,創傷,焼、烫傷。」とも書かれていましたが、目は文字面をうわ滑りしていただけで読みが浅かった。
このたび『中薬の配合』丁光迪編著、小金井信宏訳 の「淡以斂嗇」の項を読んでいたら、黄蝋の嗇性・収斂作用には「毒を駆除解消したり潰瘍を癒合させる生肌作用や排膿托裏作用がある」と書かれています。
その上ご丁寧に「まだ膿が生じていない段階にも、膿や液が漏出している時期にも」と。
ややっ!斂嗇とは単に収斂だけでなく、排膿生肌にまでも意味していたのか。
やはり蜜蝋は紫根や当帰にまさる主薬だったのですね。

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