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空腹感はあっても食欲がないとは?

「めまいがして,空腹感はあっても食欲がなく,顔が黄色く艷がない」という人がいます。
脾気虚弱で食欲がないと気血が不足し,肝が営養を失い,「肝臓風虚」証として肝風(めまい)が起こります。
これは肝脾两虚による虚風です。
では「空腹感はあっても」とは何を意味しているのか?
それは「胃津が不足している」からです。
されば先ず脾気虚を補い、同時に胃陰を補えば肝風はもう殆ど治療しなくても良いほどになる。
ここに登場するのが培土寧風湯《王旭高医書》です。
処方:人参,炙甘草,大棗,小麦,麦門冬,白芍,玉竹,橘餅,甘菊
肝風に対する新しい治療法として葉天士や王旭高,近年では蒲輔周氏がこの手法を多用したと『中薬の配合』の熄風安神剤の項に紹介してあります。

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