大量の輸液は
週刊現代 2017年3月18日号 の記事、三浦綾子の「家族を見送るということ」の中に、日野原重明 医師の語る「やってはいけない三つのこと」に 胃瘻・気管切開・過剰な輸液 が挙げられており、「輸液は細胞を溺死させるようなもの、痰は増えるし、苦しませるだけ」という部分があります。
ここを読んだ時、以前に書いた「輸液後の湿証の治療」というのを思い出しました。
そこには「大量の輸液によって脾胃の運化機能が失調し、湿邪が阻滞した事によって栄養分を吸収できず、水湿を内生した」という具体例などが紹介されています。
湿の停滞は、舌の白苔が厚くなっている事から分かりますから素人にも判断が出来ます。
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