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朱進忠の難病奇治 失眠

かつて「柴胡加竜骨牡蛎湯へのグチ」に本剤が安易に使用されていることをグチった事がある。
本剤が並大抵の処方ではない事を云いたくて再度にわたりグチることになります。

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徐脈2

以前の記事に「徐脈」というのがありますが、それは“腎陰を補えば腎陽が生じる”というものでした。
しかしそれでは「まだるっこしい」のでもっと直接的な情報はないかと探していたらこの经验方にたどり着きました。
ペースメーカーを着ける前に試す価値があると思います。

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治嗽四法-宣降潤収

 世間では病情も,病理も弁えずに,ただ嗽は“炎症”だからと,ややもすれば銀花、連翹、魚腥草、白花蛇舌草等の清熱解毒剤を大量に濫施するのを見る;
或いは咳なら陰虚だと謂い,かってに川貝、枇杷葉、沙参、麦冬等の滋潤寒凉の品を雑投している,咳も嗽も区別しないので,数日の病が数月にも不治のまま長引いている。

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結脈、代脈、促脈について

現代の医者はカルテに“脈結代”と書写するが,両者は同一に語ってはなりません。
結脈とは脈緩で不規則に間歇(止まる)する;代脈とは規律的に間歇する;促脈とは脈数で不規則に間歇する,ゆえに結脈と代脈は同列に論じることができない。

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伝染性軟疣

 病位と脈象から病因を推察する
 馮××,男,成。
上肢、躯干、頚項に大量の贅疣ができて2ヶ月以上になる。
医診では伝染性軟疣と。

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桂枝湯は健胃強壮剤

 桂枝湯は群方の冠,名医家はみな“滋陰和陽、解肌発汗、調和営衛”と其の功用を論述している。
桂枝湯は実に健脾胃、和営衛の強壮剤である。

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重症筋無力

 賈某某,女,12歳,学生。
 患者は1969年6月に外感を受け,双眼瞼が発皺、下垂となり,午后が重く,また復視を伴った。

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治則治法の変化球

辨証ができて,さて選方用薬の段になりました,おっとその前に治則治法に手抜かりはありませんか?
中医の治則、治法は豊富多彩である,例えば“上病は下に取り,下病は上に取り,上下の病は中に取る”という原則は,血証治療に常用される。
即ち人体上部の出血で如えば衄血、咯血、嘔血等は“病在上”と称され,治には降気、降火の方法“取其下”が宜用され,常に蘇子、代赭石、牛膝、大小薊等の降気引血下行的薬物が選用される。
人体下部の出血で如えば尿血、便血、崩漏等は“病在下”と称され,治には升提、挙陥の方法“取其上”が宜用され,常に柴胡、黒升麻、黒芥穂、生荷葉等の軽清上浮的薬物が選用される。
如し人体の上下に均しく出血すれば,治療は惟“取其中”に有り,独参湯か五味異功散を主に選用し,補中益気し,中気が旺すれば血は自ら帰経する。
施今墨先生は曽つて一人を治した,暴怒傷肝,嘔血盈碗,便血注ぐが如く,脈は微で絶えそうだった。
そこで老山参二両を燉湯にして頻飲させた,結果一昼夜で血は止った。
但し血証だからといってみな上記の方法を採用するとは云えません,要は上、中、下の意味を正確に理解し,積極的に自分で考え求めるよう,指導します。
又中医には“熱見熱親,寒見寒親”という表現がありますが,これは寒熱病証と寒熱薬物の関系を論じています。
一般治則では寒なら熱せよ、熱なら寒せよだが,時には温熱病で邪が肺衛に在るとき苦寒を過用すると,陽熱は陰寒を拒み内に入るという“寒包火”の現象を発生します,これは亦“冰伏”とも称します。
表が寒で覆われて,内なる鬱熱が発泄できないので,治療には常法を用いることができません,こんな時には“火鬱は之を発せよ”という治法があります,大量の清熱薬物中に少量の辛温透邪の品、如えば麻黄、荊芥等を配し,外透内清すれば病は速やかに愈えます。
また比較的特殊な治法もあります,如えば“腎病には胃を治せ,胃病には腎を治せ”というのは五行生克の規律から帰納されます。
胃は陽土で,腎は陰水です。
腎は胃の関なので,二者の関系は密切です。
如えば慢性腎炎、尿毒症の患者は病位が腎に在っても,常に納食不甘、悪心嘔吐等の症状を伴えば,胃からの治療を考慮すべきです,香砂六君子湯に菖蒲、佩蘭、竹茹、旋復花等の和胃降逆の品を加えます,これはまた培土制水法と称します。
潰瘍病の長引く患者の主要病位は胃に在りますが,常に腰酸背痛,陽痿膝軟等の腎虚症状を伴えば,胃を治して効かなければ治腎に改めなければなりません,鍾乳石方が寒温并挙して,暖火生土を主ります。
 ※鍾乳石方《名中医治病絶招》(鍾乳石・蒲公英30 黄柏10 肉桂5 甘草6)

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帯状疱疹

病位を見て所主を知り,脈象を察して病性を知る
牛××,男,40歳。
右脇が疼痛して忍び難い,疱疹が出てから4日になる。
医診では帯状疱疹である。
先ず西薬を用いて治療すること3日になるが症状は変わらない,継いで中薬の清熱解毒剤を配用して1日経つが効いていない。
其の証を細審すれば,右側胸脇部に疱疹があり,肋間に沿って分布しており,疼痛忍び難し,舌苔白,脈弦滑。
脈証を綜合して思うに:胸脇は,肝肺が主る所位である;脈弦滑は,痰火の鬱結である。
治には宣肺理肝,解毒化痰するが宜しい。
処方:(柴胡・枳実・桔梗・赤芍・橘葉・青皮・連翹3 瓜蒌5 夏枯草10)36
同時に加用:耳針圧痛点、外関,浅刺,留針2小時。
服薬2剤にして,次の日には諸証が全て消えた。
某医が問う:昼夜兼進すること2剤にして疹退き痛みが消えたが,どうか其の理を明示してほしい。
答えて曰く:経験から云えば但だ解毒するだけでは疹が退いても多くは疼痛が残留する,何故なら:一に化痰していないし,二に活血していないから,いま疹と痛みが倶に消えたのは,恐らくは方中に化痰、活血の薬が共に在ったからであろう。

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