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結脈、代脈、促脈について

現代の医者はカルテに“脈結代”と書写するが,両者は同一に語ってはなりません。
結脈とは脈緩で不規則に間歇(止まる)する;代脈とは規律的に間歇する;促脈とは脈数で不規則に間歇する,ゆえに結脈と代脈は同列に論じることができない。
結脈、促脈はよく見かけるが,代脈は極めて稀にしか見られません。
結脈は慢性病に多く,促脈は熱性病に多く現れる。
結脈が現われると必ず他の症状として胸悶、憋気、心悸、自汗、畏寒、浮腫 或いは気喘、怕熱、咳嗽、胸痛、肢麻などを伴い,舌質は淡あり、暗あり、瘀ありで,“陰盛気結”、“気虚血瘀”、“気滞血瘀”、“心陽不振”等さまざまな証候で現れる。
中医でもある人々は心律不斉に対して,辨証せずに,一律に炙甘草湯を“特効方”として使っているが,実は炙甘草湯が対応するのは心気不足,心血虧損の者に効果があり,其の他の類型の心臓病には不適切である。
我々の経験では:気虚血瘀者なら補陽還五湯が基本方であり;気滞血瘀者なら血府逐瘀湯が基本方であり;心陽不振者なら真武湯、桂枝加竜骨牡蛎湯が基本方であり;気血両虧者なら炙甘草湯が基本方である。
証に随って生脈散、柏子仁、桂枝、菖蒲、遠志等の強心薬を加える。
如し冠心病の心律不斉が確実なら,自擬葛紅湯(葛根・赤芍15 紅花・当帰・川芎・羌活・菊花・党参・麦冬・五味子10 丹参30)を主とした加減を用いる時もある。
※心臓の電気信号の異常から起こるのが結脈と促脈で、代脈は先天性心疾患として組織構造に異常がある病変ということか。

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