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夜尿症

孫××,男,14歳。
幼い頃より,いつも夜間尿床があり,また時には知らない間に尿失禁している事がある。
某院の診断では隠性脊椎すべり症とのこと。
前医は曽つて久しく針灸、中薬の補腎摂尿、固脬止遺の法を用いて治療したが,はっきりした効果は無い。
このため,患者はいつも宿泊学習ができない。
また羞かしいのでいつもオムツをし、濡れており,それは睡眠、学習にも影響していた。
其の証を細察したが,遺尿の外には,別に何も痛苦はなく,舌苔は薄白で,脈は弦緩だった。
脈証を綜合して,反復考慮するに:弦緩の脈とは,乃ち営衛失調の脈である,遺尿とは膀胱太陽の気不固である。
治には和営衛、調陰陽,固渋が宜しい。
桂枝竜骨牡蛎湯加減(桂枝・白芍・炙甘草10 竜骨・牡蛎12 生姜9 大棗7枚)
服薬6剤の后,十数日内で遺尿と尿失禁は無くなった,継服10剤にして,愈えた。
   難病奇治 より
※浮弱なら桂枝湯の脈だが、弦緩の脈が営衛失調の脈であるとは?いまひとつ腑に落ちないが、太陽膀胱経ならやってみる価値はある。

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