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地黄飲子4

痴呆 3歳の小児,男。
生れた時から痴呆で,3歳になっても,まだ歩けない,言葉も遅れており,爸爸、媽媽とさえ,うまく云えない,歩かせると,危なっかしく二十歩もすればもう倒れる,食事をさせるといつまででも食べている。
家族の中にこのような病の人は居ないかと問えば,母云わく:小児の母方の叔父も,父方の叔父も此の病で,父方の叔父は50歳を超えているが,生活不能だし,母方の叔父は二三十歳だがやはり生活不能である。この子も愚か者にしたくないので,治療しなければなりません。
其の証は,痴呆、語遅,歩行不安,舌苔は薄白く,脈は弦細である。
脈証を綜合すれば,此の証は先天的で,病は腎に在る,また語遅や,意識の昏乱は,心(しん)に病がある。
そこで補心腎,化痰涎の,地黄飲子加減とする。
 (生地12 山萸肉4 石斛 麦冬4 五味子・菖蒲・遠志・茯苓3 肉苁蓉5 附子・肉桂1 巴戟天4 薄荷1)
服薬40剤の后,歩行は前と較べて力強くなり,時に走っても転倒しません,言葉もまた前と較べて多く滑らかです。
継服すること40剤で,自由に歩け,お喋りになった。
現在も治療は継続しており更に療効を高めようと,服薬治療中である。
   中医临证经验与方法 より
※信じがたいような治験例が弁証に基づいてどんどん生まれてきます。

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