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赤小豆の副作用

中国のことわざ:薬に三分の毒あり!
どんな薬にも副作用があります,赤小豆もまた例外ではありません。
赤小豆には減肥作用があるけれど,あまり長く食べ続けると色を黒くし痩せて乾燥させる,甚だしい時には消化吸収能を悪くする。
また陰虚で湿熱が無かったり,小便が清長な(近くて多い)者は食べてはならない。
蛇に咬まれて百日以内に赤小豆を食べると,非常に厳重な后遺症を起こす。
1.痩せた人には宜しくない。
2.赤小豆は水道を通利する,故に尿多き人には忌食である;蛇咬傷者は,忌食百日。鯉魚と紅豆を同煮すれば,両者は能く利水消腫して,腎炎水腫の治療に効果がある,しかし利水功能が強いので,正常人は同時に二者を食べてはいけない,出来るだけ時間を離して食べるように,体質によっては何とも無い場合もあります。
3.本品には両種ありますから,区別してください。正品種の臍は白色で,細長い線形状です,もう一種は別な植物の種子で,“相思子”といいます,種臍の附近は黒色で,下半部は朱紅色か赤褐色で,有毒です,薬にしないように,両者は必ず分けて,混淆しないように。
陶弘景は:“津液を逐う性あり,久食すれば人を枯燥させる”。
《食療本草》には:“久食すると人は痩せる”。
《随息居飲譜》には:“蛇咬者は百日内は之を忌む。”
【適する人】
各類型の水腫の人,たとえば腎臓性水腫、心臓性水腫、肝硬化腹水、営養不良性水腫等は適しています,如し烏魚(イカ)、鯉魚や黄母鶏(黄色のメスの鶏)と同食すれば,消腫力は更に好くなります;産后缺乳や産后浮腫には適しています,赤小豆だけを煎湯にしたり、粥と煮て食べたりします;肥胖症の人の食用にも向いています;
【赤小豆食物相克】
宜:
1.赤小豆 鯉魚(前述)
2.赤小豆 南瓜
南瓜は低熱量の食物で,経常食すれば健膚潤膚,防止皮膚粗糙,減肥の功効があり,赤小豆も利尿,消腫,減肥の功効がある。
南瓜に赤小豆を配すれば,ある程度の健美,潤膚作用があり,また感冒,胃疼,咽喉痛,百日咳や癌症に対しても好い療効があります。
忌:
1.赤小豆 羊肝
赤小豆の性味は甘,咸で冷,能く消腫、利水(むくみを去る),利小便,解熱毒,通乳汁(乳汁の出を好くする):
羊肚は性温,味甘,益胃健脾,補虚祛損,渋汗止尿,増進食欲の作用がある。
両者の性味と作用は相反する,だから一緒に食べてはならない。
2.赤小豆 羊肉
羊肉の性は大熱で,補虚益気の作用がある,赤小豆は凉性で,羊肉の温補作用を降低させる,両者の功能は相反するから,一緒に食べてはならない。
3.赤小豆 塩
赤小豆は粮食でもあり,また薬物でもある,能く心臓功能を増進し,且つ利尿消腫の作用もある。然し赤小豆制品は甜くしてあり,たとえ塩を加えても,薬効は半減する。
4.赤小豆 鯉魚
赤小豆の性味は甘酸で冷,水腫を消し小便を利す,また鯉魚も能く消腫、利水する。両者を同煮すれば:利水作用は更に強まる。食療方の鯉魚赤小豆湯の対象は患者であり,正常人は服用してはならない。
妊婦は紅小豆を食べても良いか
妊婦は食べても構わないが,食べ過ぎないように。
   赤小豆是什麼 より
※砂糖で味付けをした赤小豆にはもう薬効が期待できないとか、正常人は鯉魚と同食しない方がいいとか、こういう事を理解しないと薬善は語れませんね。

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