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月経疹-桂枝湯

張伯華医案:李某某,22歳,1988年10月20日診。
16歳の初潮后に全身に発疹が出て,抗アレルギー薬で翌日には消失した。
その后いつも経水来潮時に発疹が出るようになり,今度は中西薬ともに効かなくて,月経が終わると自然に消える、そんな事を纒綿と繰り返して今に至る。
証見:全身に紅色の疹塊が散布しており,掻痒,舌淡,苔白,脈浮で弱である。
辨証:脈が陽浮陰弱なのは,営衛不和である。桂枝湯にて営衛を調和させる。
桂枝、白芍、生姜10,大棗12枚,甘草6。3剤。服薬すれば消える。
よって次の月経来潮の一週間前に2剤を続服させることにしたら,発疹しなくなった。半年後に訪ねた時には,再発はしていなかった。
按語:月経が来潮すると,陰血虧虚となり,陽気が浮動して,営衛不和となり,皮腠の気血が鬱滞して痒疹を発する。
桂枝湯には解肌作用があり,能く肌腠の営衛気血を調和し,痒疹は消除される。
風邪を感受して,営衛不和となり,気血が失調した痒疹には,皆本方を用いることが出来る。
※体内の陰血虧虚が肌腠では営衛不和を起こす。実に体表は内部の鏡である。

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