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寒熱-桂枝二麻黄一湯

劉渡舟医案:劉某某,女,12歳。
初春に風寒の邪気を感受し,頭痛発熱した,家人が“平熱散”を購入しており,服薬したら汗が沢山出て,発熱は消退した。
だけど二日目にまた発熱悪寒して瘧疾のような発作が来て,午前に一回,午後に二回。
脈は浮でやや数,舌苔は薄白くて潤。
其の原因は,発汗過多のためで,在表の邪気が反って稽留して解けていない,桂枝二麻黄一湯にて小汗の法で治療すべし。
桂枝・白芍・生姜5,大棗3枚,麻黄・杏仁・炙甘草3,1剤。
薬后に微汗出を得て解した。[《経方臨証指南》l993:19]
按語:一般に先ず発熱して后に悪寒するか,発熱と悪寒が同時に并存するものだが,寒熱の発作が一日に二回から数回あり,瘧状の如きは,たいてい太陽の病変であり,多くは表証の発汗過多により,営衛を損傷し,邪気が除き切れなかったためである,此のような病証には,桂麻各半や,桂二麻一を用いると,良い効果を得る。
※単に発汗させるのではなく「少しく汗を取る」という手ごころが大切。

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