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肛裂-芍薬甘草湯

厳其達医案:李某,女,32歳。
大便干燥して半月,5日前には大便干燥が更に甚しくなり,便后に肛門が疼痛し少量の鮮血を伴った,
以后毎回便后には肛門に劇痛を感じ少量の鮮血があり,疼痛は3時間経つと緩解する。
肛門検査:肛門の后正中位に紡錘形の裂口があり,色は鮮紅で,裂口を牽拉すると少し許り滲血し疼痛を覚える。
急性肛裂と診断される,
芍薬甘草湯:白芍50,甘草l2,水煎服。
次の日大便は軟かく,肛門の疼痛は減軽した,継進1剤,便軟かく痛みは止り,肛門の裂口は已に愈合している。[四川中医 1987,(8):34]
按語:肛裂の病人には常に大便疼痛が診られる,急性の肛裂治療に対しては潤便と止痛を并挙すべきで,止痛するには先ず痙攣を緩解しなければならない。
芍薬甘草湯は上述の両種作用を具有しており,それを応用すると臨床効果が大きい。
一般に薬后にすぐ便は軟かくなり痛みが止り,裂口も愈合する。
常用量は白芍40~60,甘草12,或いは火麻仁24gを加えて潤便作用を増強する。
※白芍、甘草の分量が大きい。

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