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痔瘡一調胃承気湯

楊徳明医案:劉某某,男,41歳,1987年1O月5日診。
痔瘡を患って2~3年,その間、西薬治療にて,時に好く時に壊す。
この5日来肛門が腫痛し,行走起坐が困難である。
検査:断面の3、7時の方位に1.2×1.5cmが2つ、2×1.2cmが2つと大小の紅腫痔核があり,表面は黯紫色を呈している。
診断は“静脈曲張性外痔“。
処方:生大黄5O,生甘草5O,芒硝30。
用法:前2味薬に適量の温水を加えて30分間浸泡し,煮沸15分間の后渣を去り,芒硝を加入して,溶解させた后 盆中に注ぎ入れる。
先ず熏じた后洗う,日に2~3回。
5日間連用したら,紅腫していた痔核は消失し,諸症はみな除かれた。
今迄一年余になるが,未だ再発していない。[福建中医薬 1989,(5):16]
按語:胃に燥熱があると,魄門(肛門)へ下注し,熱が盛んだと肉は腐り,気滞血壅となって,痔瘡を発する。
調胃承気湯を用いれば胃中の燥熱を清瀉する,
煎湯で外洗すると,病変部位へ直接作用するので,療効は迅速である。
楊氏の報導に拠れば,此法で100余例の痔瘡を治療したが,満足な効果だった。
※こんな外治法もあるのですね。

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