« May 2018 | Main | July 2018 »

膀胱に入った火邪

春温治案七則-4
春に傷風にかかり,汗が出て,胃が干燥し,渇して飲水を欲す,人は太陽の傷寒だと謂うが,誰も春温の火邪が膀胱に入ったとは知らない。

Continue reading "膀胱に入った火邪"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

少陽に入った傷風

春温治案七則-3
春に傷風にかかり,寒熱を発し,口苦,脇脹満,或いは呑酸吐酸があった,人は少陽の傷寒と謂うが,誰も少陽の春温とは知らない。

Continue reading "少陽に入った傷風"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

傷風が陽明に入る

春温治案七則-2
春に傷風にかかり,身熱し,咳嗽して痰を吐き,悪熱して口渇があった,人は傷寒が伝経して陽明に入ったと謂うが,これは傷風であり,陽明の火が肺を刑しているのを誰も知らない。

Continue reading "傷風が陽明に入る"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

傷風が太陽に入る

春温治案七則-1
春に傷風にかかり,頭痛と鼻塞,身熱があった,人は太陽の傷寒と謂うが,誰も傷風が太陽に入らんとしている事を知らない。

Continue reading "傷風が太陽に入る"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

寒中腎で身は動けず

中寒治案六則-6
ある人が陰寒に猝中して,身は動くことが出来なくなった,人は寒中脾と謂うが,誰も寒中腎とは知らない。

Continue reading "寒中腎で身は動けず"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

小腸と腎の同感

中寒治案六則-5
少陰腎が邪気に感じて,小腸が痛み,両足が厥逆した,人は寒邪が腎に直入したと謂うが,腎だけでなく兼ねて小腸腑にも入っているのを知らない。

Continue reading "小腸と腎の同感"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

命門火冷

中寒治案六則-4
ある陰寒の直中で,腎が独り受け,身と手が顫えた,人は寒が骨中に入ったと謂うが,誰も命門の火が冷え,陰寒を外へ拒むことが出来ないのを知らない。

Continue reading "命門火冷"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

寒が少陰に直中

中寒治案六則-3
ある冬月に陰寒に直中した,吐き泄し,身に発熱あり,人は傷寒の伝経症だと謂うが,寒が少陰に直中したとは知らない,伝経には非ざる也。

Continue reading "寒が少陰に直中"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

陰寒中臓

中寒治案六則-2
ある厳冬に忽ち陰寒に感じ,唇青く身は冷え,手足の筋脈は拘急し,吐瀉し,心腹は痛み,嚢は縮まり,指の甲は青く,腰は俯仰し艱い,此れは陰寒中臓である。

Continue reading "陰寒中臓"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

寒気の七腑直中

中寒治案六則-1
厳寒に会うと忽ち陰冷に感じ,腑に直入し,肢体は皆冷え,目青く,口から清水を嘔き,腹中は雷鳴し,胸脇は逆満し,体は寒く顫えを発し,腹中に凉気ありて一直線に上冲するや,猝然として気を失う,此れは寒気の七腑※直中である。

Continue reading "寒気の七腑直中"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

腎水が枯れても厥症は起こる

傷寒証治案五則-5
ある冬月に傷寒にかかり,身熱五日にして厥を発した,人は邪が厥陰に入ったと謂うが,腎水が干燥して潤肝することが出来なくなったことを誰も知らない。

Continue reading "腎水が枯れても厥症は起こる"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

畏寒は必ずしも少陰に非ず

傷寒証治案五則-4
ある冬月に傷寒にかかり,身熱すること四日,畏寒已まず,人は太陰から少陰へ転じたと謂うが,まだ太陰症であることを誰も知らない。

Continue reading "畏寒は必ずしも少陰に非ず"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

少陽の腹満自利

傷寒証治案五則-3
ある冬月に傷寒にかかり,身熱すること三日,腹満して自利す,人は陽が陰に伝わったと謂うが,腹満自利は,少陽太陰に皆有るのを知らない,陰陽を辨じなければ,事を誤る。

Continue reading "少陽の腹満自利"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

逍遥散の変方

傷寒証治案五則-2
ある冬月に傷寒にかかり,発熱し口苦,頭痛,飲食を欲せず,腹中時に痛み,人は太陽症と謂うが,少陽症である事を知らない。

Continue reading "逍遥散の変方"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

白虎湯の変方

傷寒証治案五則-1
ある冬月に傷寒にかかり,発熱頭痛し,汗出て口渇す,人は太陽証だと謂うが,太陽から已に陽明に移っている事を知りません。
若し徒らに干葛湯を用いて陽明を治そうとすれば,頭痛を除くことが出来ない;若し徒らに麻黄湯を用いて太陽を治そうとすれば,汗を止める事ができず,口渇は解せず,必ずや多端な変症となるだろう。

Continue reading "白虎湯の変方"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

刮痧療法とは

荊の人,年のころ四旬,八月の終りで,初寒の時,偶たま暴雨の后に,陰寒沙毒の気に中り,忽ち二時間ほどで,上では嘔悪,下では胸腹が絞痛し,病勢が激しい。
時は暮夜に向かい,薬餌が間に合わず,塩湯で探吐したが,痛みは減らず,遂に連吐すること数回,気は愈いよ升り,痛みは愈いよ劇しくなった。
喉嗌は塞がり,声が出なくなり,水薬が毫も入らず,危きこと刻間にあり。

Continue reading "刮痧療法とは"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

利湿熱治腰痛案

余は嘗つて董翁なる者を治した,年は六旬を過ぎているが,資禀は素は壮であったが,火酒を飲むのが好きで,湿熱が太陽に聚り,忽ち腰痛を病んで堪えられず,殺して欲しい程だというから,其の甚しさは知れる。

Continue reading "利湿熱治腰痛案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

食停小腹大攻無効案

食に因る腹痛,或いは滞物に因る腹痛は,皆中脘に停積するから,須らく食事法にて治すのが,正法である。
然し又小腹に食停する者もある,

Continue reading "食停小腹大攻無効案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

陰中求陽治下膈案

余は嘗つて一中年の婦で此の証(下膈)を患う者を治した,怒りと労に因って,発することが多い,起こるのは必ず黄昏時で,痛みと嘔吐,先ず清涎を吐き,それから午食を,午食が出尽すと,次に朝食をと,循次に出尽すと,ようやく終息する,毎日かくの如くで,百薬も効無し。

Continue reading "陰中求陽治下膈案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

脾気損傷痞満案

予は嘗つて金孝廉を治した,労倦思慮から,脾気を傷つけたが,別に他の証は無く,但だ口は久しく食を欲せず,遂に参、朮、帰、熟、附子、姜、桂、甘草の属を用いて,半月にして始めて愈えた。
その後病后なのに,復た此のように食べなければ,間違いなく死ぬだろう。

Continue reading "脾気損傷痞満案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

神香散治脹満案

余は嘗つて娘婿を治した,若くて壮健だったが,日頃から飲酒も亦多く,暴飲飽食だった。
ある日,偶たま飯后に脇肋が大いに痛み,自ら行気化滞等の薬を服し,復た吐法を用い,尽く飯食を出し,吐した后,逆気が上升し,脇痛は止ったが,胸膈が壅がり,脹痛が更に甚しくなり,且つ嘔吐まで加わった。

Continue reading "神香散治脹満案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

胃虚気滞案

胃虚嘔吐を治すには,気味を吟味する必要がある。
邪実胃強の者なら,能く毒薬に勝つ,故に気味の優劣を論ずること無く,皆受容できるが,胃虚気弱の者では,胃虚が甚しいと,気味の影響が重大である。

Continue reading "胃虚気滞案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

瀉胃火治嘔吐案

金宅少の婦人は,宦門の女で,もと任という性である,
いつも胸脇痛及び嘔吐等の証が多く,何とか愈やしていたが,秋も終わりの時に,前証が復た起こり,嘔吐は更に甚しく,病は両日に及び,ついには厥脱して人事不省となり,今にも死にそうになった。

Continue reading "瀉胃火治嘔吐案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

塞因塞用治腫脹案

余は嘗つて一陶姓の友を治した,年は40代,傷寒に患っていたが,医師が誤治をして,呼吸困難で危うくなった。
大剤の参、附、熟地の類で,幸い挽回することが出来た。

Continue reading "塞因塞用治腫脹案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

小児瀉痢浮熱案

都間の銭旭陽の長郎,2歳が,夏季の間に,生果で脾を傷つけ,因って先ず瀉し后に痢となった。
旭陽は医を善くし,生冷に傷ついたのを知り,乃ち参、朮、姜、桂の温脾等の薬を與えたが,瀉痢は愈えず,而も唇口に瘡を生じた。

Continue reading "小児瀉痢浮熱案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

小児感寒喘瀉案

余の仲児は,乙卯の五月に生れたが,本年の初秋に,忽ち寒に感じ,発熱し、脈は微緊となった。
然し素より其の臓気が陰に属しているのを知っているので,敢えて清解せず,遂に芎、蘇、羌、芷、細辛、生姜の属を與えて,其の寒が散ずるのを冀った。

Continue reading "小児感寒喘瀉案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

寒邪直中吐瀉危証案

余の季子は,丁巳の正月に,燕邸で生れ,白露の時には,やっと半歳になったばかりだった。
新たに凉しい日が始まり,裀褥(布団)が薄いのではないかと余は虞れ,寒気が侵入するのを恐れて,いつも眷属には保護するようにと頼んでいたが,眷属は疎かにしていたところ,数日后に,果して大いに吐瀉することとなった。

Continue reading "寒邪直中吐瀉危証案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

虚労下消不寐案

省中の周公なる者は,山左の人也。年のころは四旬代,公文書のことで積労し,羸疾となり,神困食減となり,時には恐惧することも多い。
冬から夏にかけて,通宵不寐となりて,凡そ半年有余になる。
上焦に渇はなく,湯水も嗜まないか,少し飲むだけで,それでもう十分である。
然るに毎夜必ず尿が二三升もあり,どこから出てくるのか計り知れない。
且つ半ばは皆膏の如き濁液で,枝のように羸せ細り,自分はもう死ぬと覚悟している。

Continue reading "虚労下消不寐案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

傷寒衄血案

衄血に格陽証の者あり,下で陰が虧け,上で陽が浮く,但し其の六脈を察すれば細微で,全く熱証が無い,或いは脈が浮虚豁大で,上熱下寒し,血衄が止らないのは,皆其の証なり,治は火の源を益するのが宜しい。
古えの八味地黄湯が,其の対証剤である;

Continue reading "傷寒衄血案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

陰虚傷寒案

余が燕都に在りしとき,嘗つて一王生を治した,陰虚傷寒を患い,年は三旬を出ず,舌黒きこと甚しく,芒剌と干裂あり,焦黒は炭の如く,身熱して便結す,大渇して冷を喜み,脈は無力で,神は昏沈せり。
群医は陽証で陰脈は,必ずや死ぬこと疑い無しと謂えり。

Continue reading "陰虚傷寒案"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« May 2018 | Main | July 2018 »