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6.陽痿

陽痿は腎寒脾湿に因り,肝木鬱陥となり,肝の升発が出来なくなったものである。
【脈証機理】
平人は水土温暖なる故に肝木は条達して鬱陥せず,生気は暢旺となり,陽痿にはならない。
思慮過度や恐惧に因って傷腎すると,腎寒脾虚となり,肝木が鬱陥して,升発不能で,生気が不足して,陰茎萎軟の陽痿となる。
【治則】
健脾疏肝,滋益精血,補腎壮陽。
【方薬】
(茯苓・沢瀉・桂枝木・白芍・全当帰・貢阿膠・補骨脂9 陽起石・甘枸杞12 淫羊藿・鎖陽15 縮砂仁6)
【按語】
肝は筋を主り,陰茎は諸筋の聚るところで,宗筋の名がある。
治療は健脾舒肝を主とし,腎陽を兼補する。
世医の多くは補腎滋陰を主とし,疏肝升陥の品を用いる者は少ない。
滋陰伐陽すれば,水旺土湿となり,肝木は愈いよ陥り,陽痿のほかに,遺泄までが加わる。
仙茅には小毒があり用いてはならない。
其の功は能く興陽するが斂陽はしない,早泄者には禁用である。

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