首の寝違え
8月23日の夜に首の寝違えを起こしてしまった。
二日間自分で治療をやってみて思ったことを整理してみます。
先ず原因ですが、枕が合わなかったとか寝返りが少なかったとか、色々云われていますが、筋肉疲労の蓄積という説が一番納得できる。
医師は筋肉の炎症だから冷やせといい、整骨師は筋肉疲労だから温めろという。
医師はストレッチはダメといい、整骨師はストレッチしろという。
整骨師は寝違えはギックリ腰と同じ現象だという。同感である。
寝違えやギックリ腰は繰り返すことが多い。
何故ならこれらは慢性疾患だから。
筋肉がゴムに似て老朽化しやすいという説明に納得。
葛根湯の類を薦める人が多いが何を根拠にしているのか信じられない。
それで本当に良くなった例を経験しているのか?
独活葛根湯も同じこと。
こぶらがえりに用いる芍薬甘草湯を薦めるのは一理ある。
背中の太陽経や督脉との関連はあるのではないか?
葛根・木瓜・芍薬などの筋肉を滋潤する薬草は有効に思える。
それに桂枝を引経薬として、また鶏血藤・丹参などを養血薬とするのも良い。
麻黄・独活・羌活などで乾かすのは禁止もの。
頚椎症に用いられる漢方処方は参考に出来る。
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