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四肢煩熱2

中医では「足心は腎に属す」ゆえ、虚労時の足心熱は腎陰虚であると考えています。
陳X,男,72歳,1964年7月2日初診。
患者は双足心に冷熱異常を感じて已に七年余になる。
毎年夏季になると双足底(涌泉穴あたり)が灼熱して焚かれた感があり,甚しい時は毎日山泉水で3~4回浸泡しないと緩解されず,手で触れると微熱があった。
だが冬季になると,両脛以下から足底まで冰冷感があり,ソックスを二重にして棉鞋を穿いても温まらず,毎日温水に数回浸からなければならなかった。
初診では顴紅、舌紅、脈細数であった。
ゆえに腎陰陽両虚と辨じ,治は補水制火が宜しい。
 大補陰丸加減(熟地30 亀版膠20 黄柏・知母・丹皮15 牛膝30 山茱萸12)
并せて毎日、猪骨髄湯を三回服するようにした。
上薬を7剤服した后,足の熱感は消失した。
後は大補陰丸に改めて療効を鞏固にし,并せて冬季には右帰丸を服して火の源を益し,温補腎陽,を以ってようやく全功した。

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