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卒中風『医学天正記』2

山中山城守60歳。
卒中風にて人を知らず、面赤く汗多し、右手搐搦、遺尿、鼻鼾、脈浮弦にして大なり。
先ず至宝丹を灌ぎ、次いで牛黄清心円を灌ぎ、次いで八味順気散を灌ぐ。
初めて人を知るも、正しからず。
省神湯、八味順気散に遠志・菖蒲を加え、後に小続命湯より麻黄を去りて遠志・茯神を加える。
匀気湯に遠志・茯神を加える。
至宝丹《太平恵民和剤局方》(朱砂・麝香・安息香・犀角・牛黄・氷片・琥珀・雄黄・玳冒・金箔・銀箔)
 応用:中暑,中悪,中風,温病;以及小儿驚厥属于痰濁内閉諸症。
牛黄清心丸 《痘疹世医心法》 牛黄、黄連、山梔子、欝金、朱砂
 主治心熱神昏。
八味順気散《厳氏済生方》(白朮・茯苓・青皮・白芷・陳皮・烏薬・人参各3 甘草1)
小続命湯(備急千金要方)(人参・麻黄・川弓・黄岑・白芍・甘草・防風・肉桂・附子・杏仁・防已)
匀気散《太平恵民和剤局方》(丁香、檀香、木香、白豆蔻仁、藿香葉、砂仁、甘草)
 ※卒中風になった時の応急処置を知っておくことも常識のひとつ。やはり卒中風では小続命湯から麻黄を去っているのですね。

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