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鬱『医学天正記』6

秀頼公 御母 御年二十余 御気鬱滞し不食眩暈す
快気湯 木香飲 也

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鬱『医学天正記』5

 鬱『医学天正記』4 の続き
(今上皇帝)御脈結濇にして食消せず
胸膈の間に御気鬱滞り時々嘔啘せり
調気湯 八解 に莎 宿 査 を加え 姜を入れる
胸内煩悶に 芩 門 竹茹 を加える 間に 砂 安神丸 を用いる

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月経期頭痛2

『中医臨床』v35-4(2014年12月) 丁元慶 治験報告No.22
益陰養血,平肝熄風による陰虚肝旺の片頭痛治療
患者:女性,34歳,既婚,子供1人。
初診日:2010年11月9日
ここ2年、ひと月に1回、生理の前に両側のこめかみが脈打つように痛くなる。悪心・嘔吐は伴わない。

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耳鳴り

耳鳴りといえば耳聾左磁丸という中成薬があり、日本のエキスなら滋腎通耳湯・牛車腎気丸・釣藤散などが挙げられますが、それれで良くなったという人はあまり聞きません。
高齢者の回復不能な腎虚を除いて、若い人なら必ずどこかに治療のポイントがあるはずです。

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鬱『医学天正記』4

今上皇帝御年28才。
俄然 眩暈して食頃(食事をするほどの間)にして甦る。
御脈は沈細五動(一息に五脈動)。左の寸関は有力なり。
順気湯 八味順気散に半夏を加え、或いは正気天香湯を用い、或いは二陳に四君子を合わせて香附子・縮砂を出入加減して二七日なるも未だ験あらず。

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傷寒『医学天正記』3

傷寒 天正17年4月
八條殿(六宮 御歳八歳 式部卿親王)感冒発熱す。
初め通仙瑞策・驢庵瑞慶父子が療養するも未だ効せず。
竹田定加法印之を治する時,発斑出でて熱尚甚しき時に,盛芳院浄慶・牧庵の両人が談合して御薬を進上す。
早朝に御薬進上して哺時(夕方)には悪寒し,身冷え,脈絶し,鼻気冷ゆ。

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湿熱頭痛

『中医臨床』v35-3(2014年9月) 丁元慶 治験報告No.21
清熱利湿,活血熄風による湿熱に瘀を兼ねた片頭痛治療
患者:女性,21歳。
初診日:2010年10月6曰
2年以上前からの頭痛で,右の太陽穴あたりから頭頂部や側頭部,後頭部にかけて脈打つように激しく痛む(跳痛)。

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卒中風『医学天正記』2

山中山城守60歳。
卒中風にて人を知らず、面赤く汗多し、右手搐搦、遺尿、鼻鼾、脈浮弦にして大なり。
先ず至宝丹を灌ぎ、次いで牛黄清心円を灌ぎ、次いで八味順気散を灌ぐ。
初めて人を知るも、正しからず。

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月経期頭痛

『中医臨床』v35-2(2014年6月) 丁元慶 治験報告No.20
疏肝涼肝,活血熄風による肝経瘀熱証の片頭痛治療
患者:女性,29歳。
初診日:2010年12月15日
2年以上前から生理の前後に後頭部がキリで刺されるように痛くなります。甘いものを食べると痛くなり,また精神的に調子が悪いときも起こります。発作のときはいつも目がかすんで頭が重く感じ,セミの鳴き声のような耳鳴りもします。

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腹瀉を伴う月経前頭痛

『中医臨床』v35-1(2014年3月) 丁元慶 治験報告No.19
平肝・熄風・扶脾・柔肝による土虚木旺の腹瀉を伴う偏頭痛治療
患者:女性,48歳。
初診日:2011年5月24日
【主訴】20年以上前から生理前になると右のこめかみあたりが激しく痛み、両側の眼にまで及び,光がまぶしくて眼を開けていられなくなる。イライラして気分が悪く,吐き気がするが何も吐けない。

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『医学天正記』拾い読み

曲直瀬玄朔が28歳の時から30年間にわたり診療をした345症例を記録したものと云われています。
今上皇帝34歳。
上唇が瞤動し、精神状態が酒に酔ったようで夢にうなされ、盗汗が出る。左の寸関脈に力あり。
匀気湯を主にし、間に安神散をはさみ、最後には養栄湯(人参養栄湯のことか)を用いて癒えた。

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道三流医学

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早稲田大学図書館蔵の『医学天正記』曲直瀬玄朔(二代目道三,1549–1631)治験録のトップに出ているのが、正親町天皇の中風(脳卒中)です。

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頑固な眩暈

益気昇清,養陰生髄,化痰活血による頑固な眩暈治療
『中医臨床』v34-4(2013年12月) 丁元慶 治験報告No.18
患者:女性,70歳。
初診日:2008年3月12日
【主訴】眩暈に悪心・嘔吐を伴う発作が繰り返し現れるようになり9ケ月。
発汗・便意・耳鳴りを伴い,夜間に発作が現れる。口乾・口苦・食事量が少ない・げっぷ・記憶力の低下。せっかちでイライラしやすい。

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心筋梗塞後の神経症

『中医臨床』v34-3(2013年9月) 丁元慶 治験報告No.17
患者:男性,54歳。
初診日:2011年8月3日
7日間意識を喪失した事があり,脈拍が過度に緩慢であったためにペースメーカーを留置し,意識を回復した。半年前から前胸部に刺痛が現れ,後背部の中心の刺痛や張ったような感覚を伴う。毎回発作は数分間持続し,自然と緩和される。

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小児の睡眠時癇証発作

養陰,柔肝,活血,化痰による小児の睡眠時癇証発作治療
『中医臨床』v34-2(2013年6月) 丁元慶 治験報告No.16
患者:10歳,男子。
初診日:2006年10月4日
主訴:今年6月に大きな刺激を受けてびっくりした後,よく睡眠中に四肢のひきつけを起こすようになりました。睡眠中に四肢がこわばってひきつけを起こし,両目をむいて,口からは白い泡を吐き,のどからおかしな声を出します。

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機能性水腫

清熱,化痰,養陰による機能性水腫治療
『中医臨床』v34-1(2013年3月) 丁元慶 治験報告No.15
患者:女性,52歳。
初診日:2008年4月2日
主訴:眼瞼に浮腫が現れ4〜5年。両手・両下肢に浮腫が現れ3力月。夕方になると悪化する。手足の中心に発汗しやすく,全身が冷えやすい。夜間には盗汗が現れ,イライラしやすくカツとなりやすい。口乾・口苦・口臭が現れており,両頬が紅潮する。

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頚動脈粥状硬化

『中医臨床』v33-4(2012年12月) 丁元慶 治験報告No.14
患者:女性,62歳。
初診日:2005年10月19日
主訴:7〜8日前からの頭痛。両側こめかみから頭頂部にかけて断続的に頭痛が起こる。夜間に口乾。

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