« 内経知要2 | Main | 「七損八益」について »

内経知要3

◆陰陽応象大論
 陰陽応象大論論に曰く。能く七損八益(女子は七の倍数、男子は八の倍数でそれぞれ盛衰する)を知るときは、二者(陰陽)を調う可し。此れを用うるを知らざるときは蚤(はやく)衰の節(しきり)也。

年四十にして陰気自ら半ばする也。起居衰う。年五十にして体重く。耳目聡明ならず。年六十にして陰痿え、気大いに衰う。九竅利せず。下は虚し上は実す。涕泣倶に出ず。故に曰く、之(七損八益の法)を知るときは強く、知らざるときは老ゆ。故に同じきより出で名(強と老)は異るのみ。
智者は同じき(表相が同じでも)を察し(本質は異なる)。愚者は異(表相が異なると)を察す(本質も異なると)。愚者は足らず。智者は有余なり。有余なるときは耳目聡明、身体軽強。老ゆ者は復た壮んに、壮者は益々治す。
是を以って聖人は無為(自然)の事をなし、恬憺(平穏)の能を楽しみ、欲に従いて志を虚無(無欲)の守に快くす。故に寿命窮りなく。天地とともに終う。

※現代人は情報に踊らされ、余りに知識や技巧に走りすぎる。その前に陰陽(本質)の事を正視しなければならない。

|

« 内経知要2 | Main | 「七損八益」について »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 内経知要2 | Main | 「七損八益」について »