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内経知要12

◆金匱真言論
 素問金匱真言論に曰く。
東方の青色、入りて肝に通ず。竅を目に開く。精を肝に蔵す。其の病は驚駭を発す。其の味は酸。其の類は草木。其の畜は雞。其の穀は麥。其の四時に応じては、上って歳星(木星)と為る。是れは以って春の気は頭に在る也。其の音は角(カ行)。其の数は八。是れを以って病の筋に在ることを知る也。其の臭は臊し。

南方の赤色、入りて心に通ず。竅を耳に開く。精を心に蔵す。故に病は五蔵に在り。其の味は苦。其の類は火。其の畜は羊。其の穀は黍。其の四時に応じては、上って熒けい惑星(火星)と為る。是れを以って病の脈に在るを知る也。其の音は徴(タラナ行)。其の数は七。其の臭は焦。

中央の黄色、入りて脾に通ず。故に病は舌本に在り。其の味は甘。其の類は土。其の畜は牛。其の穀は稷(きび)。其の四時に応じては、上って鎭星(土星)と為る。是れを以って病の肉に在ることを知る也。其の音は宮(アワ行)。其の数は五。其の臭は香。

西方の白色、入って肺に通ず。竅を鼻に開く。精を肺に蔵す。故に病は背に在り。其の味は辛。其の類は金。其の畜は馬。其の穀は稲。其の四時に応じては、上って太白星(金星)と為る。是れを以って病の皮毛に在るを知る也。其の音は商(サ行)。其の数は八。其の臭は腥。

北方の黒色、入りて腎に通ず。竅を二陰に開く。精を腎に蔵す。故に病は谿に在り。其の味は鹹。其の類は水。其の畜は彘(いのこ)。其の穀は豆。其の四時に応じては、上って辰星(水星)と為る。是れを以って病の骨に在るを知る也。其の音は羽(マハ行)。其の数は六。其の臭は腐。

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