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内経知要13

◆陰陽応象大論
 素問陰陽応象大論に曰く。
東方は風(発生の気)を生ず。は木を生ず。木は酸を生ず。酸は肝を生じ肝は筋を生ず。筋は心を生ず。肝は目を主る。其れ天に在りては玄と為し、人に在りては道と為し、地に在りては化と為す。化は五味を生ず。

道は智を生ず。玄は神を生ず。神 天(六気)に在りては風と為し、地(五行)に在りては木と為す。体に在りては筋と為し、蔵に在りては肝と為し、色に在りては蒼と為し、変動(病的)に在りては握ると為し、竅に在りては目と為し、味に在りては酸と為し、志に在りては怒と為す。怒りは肝を傷る。悲は怒りに勝つ。風は筋を傷る。燥は風に勝つ。酸は筋を傷る。辛は酸に勝つ。

南方は熱を生ず。は火を生ず。火は苦を生ず。苦は心を生ず。心は血を生ず。血は脾を生ず。心は舌を主る。其れ天に在りては熱と為し、地に在りては火と為し、体に在りては脈と為し、蔵に在りては心と為し、色に在りては赤と為し、音に在りては徴と為し、聲に在りては笑と為し、変動に在りては憂と為し、竅に在りては舌と為し、味に在りては苦と為し、志に在りては喜と為す。喜は心を傷る。恐は喜に勝つ。熱は気を傷る。寒は熱に勝つ。苦は気を傷る。鹹は苦に勝つ。

中央は湿を生ず。湿は土を生ず。土は甘を生ず。甘は脾を生ず。脾は肉を生ず。肉は肺を生ず。脾は口を主る。其れ天に在りては湿と為し、地に在りては土と為し、体に在りては肉と為し、蔵に在りては脾と為し、色に在りては黄と為し、音に在りては宮と為し、聲に在りては歌と為し、変動に在りては噦と為し、竅に在りては口と為し、味に在りては甘と為し、志に在りては思と為す。思は脾を傷る。怒は思に勝つ。湿は肉を傷る。風は湿に勝つ。甘は肉を傷る。酸は甘に勝つ。

西方は燥を生ず。は金を生ず。金は辛を生ず。辛は肺を生ず。肺は皮毛を生ず。皮毛は腎を生ず。肺は鼻を主る。其れ天に在りては燥と為し、地に在りては金と為し、体に在りては皮毛と為し、蔵に在りては肺と為し、色に在りては白と為し、音に在りては商と為し、聲に在りては哭と為し、変動に在りては咳と為し、竅に在りては鼻と為し、味に在りては辛と為し、志に在りては憂と為す。憂は肺を傷る。喜は憂に勝つ。熱は皮毛を傷る。寒は熱に勝つ。辛は皮毛を傷る。苦は辛に勝つ。

北方は寒を生ず。は水を生ず。水は鹹を生ず。鹹は腎を生ず。腎は骨髄を生ず。髄は肝を生ず。腎は耳を主る。其の天に在りては寒と為し、地に在りては水と為し、体に在りては骨と為し、蔵に在りては腎と為し、色に在りては黒と為し、音に在りては羽と為し、聲に在りては呻と為し、変動に在りては慄と為し、竅に在りては耳と為し、味に在りては鹹と為し、志に在りては恐と為す。恐は腎を傷る。思は恐に勝つ。寒は血を傷る。燥は寒に勝つ。鹹は血を傷る。甘は鹹に勝つ。

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