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内経知要9

■巻五 蔵象
◆霊蘭祕典論
 素問霊蘭祕典論に曰く。
心は君主の官也、神明(たましい)出ず。
肺は相伝(総理大臣)の官、治節(規則)出ず。
肝は将軍の官、謀慮出ず。
胆は中正の官、決断出ず。
膻中(胃の上口・上気海)は臣使の官、喜楽出ず。
脾胃は倉廩の官、五味出ず。
大腸は伝道の官、変化出ず。
小腸は受盛の官、化物(清濁を分ける)出ず。
腎は作強の官、伎巧(工芸)出ず。
三焦は決(通じる)涜(水道)の官、水道出ず。
膀胱は州都(水の都会)の官、津(陽水)液(陰水)蔵す。気 化するときは能く出ず。
凡(すべ)て此の十二官は、相い失うこと得ざる也。故に主明らかなるときは下 安し。此れを以って生を養うとき寿(ひさ)し。世を没(おうる)に殆(あや)うからず。以って天下を為(おさ)むるときは大いに昌(さかん)なり。
主明らかならざるときは、十二官危し。使道閉塞して通ぜず。形乃ち大いに傷る。此れを以って生を養うときは殃(わざわい)あり。以って天下を為むる者は、其の宗(根本)大いに危うし。之を戒しむ。

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