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内経知要26

◆風論
 素問風論に曰く。
風は善んで行(うご)き数々変ず。
腠理開くときは洒然(ゾクゾク)として寒ゆ。閉ずるときは熱して悶ゆ。
其の寒ゆるや、則ち食飲衰う。其の熱するや、則ち肌肉を消す。
故に人をしてトツ(忄わす失れる)(ひどい)慄せしめて食すること能わず。
風気 陽明と胃に入れば、脈を循って上り目の内眥に至る。
其の人肥えたるときは、風気外に泄るるを得ず。則ち熱中を為して目黄に至る。
人痩せたるときは、外泄して寒ゆ。則ち寒中を為して泣(なみだ)出ず。
風気 太陽と倶に入って諸脈の兪に行り、分肉の間に散じ、衛気と相い干(お)かし、其の道利せず。
故に肌肉をして憤瞋はれる・おおきい(目→月・シン)せしめて瘍有り。
衛気凝る所有りて行らず。故に其の肉不仁有る也。
癘は営気 胕(はれもの)を有りて、其の気清からず。故に鼻柱壊れて色敗る。皮膚瘍潰して、風寒脈に客して、去らず。名づけて癘風と曰う。

風 五蔵六府の兪に中る。亦蔵府の風と為す。各其の門戸(兪穴)に入り中る所、則ち偏風を為す。
風気 風府を循って上るときは、脳風を為す。風入って頭に係るときは、目風眼寒を為す。
酒を飲んで風に中るときは、漏風(汗が沸く)を為す。
房に入って汗出で風に中るときは、内風を為す。
新に沐して風に中るときは、首風(頭痛)を為す。
久風入って中るときは、腸風飧泄を為す。
外 腠理に在るときは、泄風(発汗)を為す。
故に風は百病の長(始まり)也。其の変化するに至らば、乃ち他病を為す也。常方(きまり)無くして、然るものは風気の致すところ有れば也。

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