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内経知要29

「素問熱論の六経」と「《傷寒論》の六経」は同じものか異か? それは長らく百家争鳴するところです。清代の通俗傷寒派の兪根初は、両者は同一の理論であるとしている。

◆熱論
 素問熱論。
帝曰く。今夫れ熱病は、皆傷寒の類也。或は愈え或は死す。其の死するや皆六七日の間を以ってし、其の愈ゆるや皆十日以上を以ってするは、何ぞや。
岐伯対えて曰く。巨陽は、諸陽の属(根本)也。其の脈は風府に連なる。故に諸陽の主気(支配者)と為す也。人の寒に傷るるや、則ち病 熱を為す。熱 盛んなりと雖も死せず。其の寒に両感(表裏)して病む者は、必ず死を免れず。
一日巨陽之を受く。故に頭項痛み、腰脊強し。
二日陽明之を受く。陽明は肉を主る。其の脈は鼻を侠んで目を絡う。故に身熱して目疼いて鼻乾き、臥すことを得ざる也。
三日少陽之を受く。少陽は胆を主る。其の脈は脇を循り耳を絡う。故に胸脇痛んで耳聾す。
三陽の経絡 皆其の病を受けて、未だ蔵に入らず。故に汗して已えしむべし。
四日太陰之を受く。太陰の脈は胃中に布き嗌(のど)を絡う。故に腹満ちて嗌のど乾く。
五日少陰之を受く。少陰の脈は腎を貫き、肺を絡い、舌本に繋がる。故に口燥き舌乾きて渇す。
六日厥陰之を受く。厥陰の脈は陰器を循って肝を絡う。故に煩満して嚢縮む。
三陰三陽五蔵六府皆病を受くれば、栄衛行らず、五蔵通ぜず、則ち死す。
其の未だ三日に満たざる者は、汗して已ゆべし。
其の三日に満つる者は、泄して已ゆべし。

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