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内経知要31

◆痺論
 素問痺論曰。
風寒湿の三気雜(まじわ)り至る。合して痺(閉塞)を為す也。
其の風気勝つ者は行痺を為す也。寒気勝る者は痛痺を為す也。湿気勝る者は、著痺を為す也。

肺痺は、煩満し、喘して嘔く。
心痺は、脈通ぜず、煩するときは心下鼓(う)つ。暴(はげし)く上気して喘し、嗌(のど)乾き善(この)んで噫(おくび)す。厥気上るときは恐る。
肝痺は、夜臥すとき驚く。多く飲んで数しば小便し、上(下腹)に引くこと懷(いだく)の如くを為す。
腎痺は、善んで脹り、尻を以って踵に代え(尻で歩く)、脊を以って頭に代う(せむしの様に)。
脾痺は、四肢解惰。咳を発し汁を嘔く。上 大塞を為す。
腸痺
は、数々飲んで出ずることを得ず。中気喘争し、時に飧泄を発す。
胞痺は、少腹膀胱之を按ずれば内痛む。沃(そそぐ)に湯を以ってする若し。小便澀り、上は清涕を為す。
痛は、寒気多き也。寒有るが故に痛む也。
病久しければ深く入り、営衛の行り渋る。経絡時に疎なり。故に痛まず。皮膚営せず、故に不仁を為す。
陽気少く、陰気多くして、病と相い益す。故に寒ゆる也。
陽気多く、陰気少くして、病気勝ち、陽 陰に遭う。故に痺熱を為す。
其の汗多くして濡(うるおう)う者は、此れ其の湿に逢えば甚だしき也。
陽気少く、陰気盛なれば、両気相感す。故に汗出でて濡う也。
凡(すべ)て痺の類は、寒に逢うときは急なり。熱に逢うときは縱まる。

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