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鼻蕈(はなたけ)2

淡××,女,62歳。初診:1995年12月15日。
左鼻塞、流涕が7年も続く。検査では“左鼻内翻性乳頭状瘤”だった。12月20日に摘除術を受けた。舌質紅,苔薄,脈細滑。
弁証:肺気不宣,肝脾気滞,血瘀痰凝
治法:宣肺化痰,疏肝健脾,理気散結

処方:(藿香・陳皮・蚤休・丹皮・丹参9 仙鶴草15 浙貝母・柴胡9 牡蛎30 夏枯草・生白芍12 木饅頭15 天花粉12 米仁30 蓮子肉15 炒荊芥9 桔梗4.5 生甘草3)

再診:七剤の后,左鼻の通気は好くなり,涕少なく,左中道は清潔で,苔脈は前と同じい。
同方を再進。14剤の后,

原方+天冬、麦冬、玄参、熟地、鬱金、茯苓、枳殻 を連続して半年服薬する。

1996年6月27日の再検査では,左鼻の通気は好く,嗅覚は正常,鼻涕なし,鼻腔清潔,新生物は無い。

按:鼻蕈は中医では肺脾肝三臓の功能失調が,気滞血瘀痰凝をもたらし,日久しくして贅瘤を形成したものと考えている。故に本例は肺肝脾の調整を基礎として,仙鶴草の補気消瘤,荊芥の散瘀血、破結気を加えた。
张重华(十五)鼻蕈(鼻内翻性乳头状瘤) より
※仙鶴草に補気消瘤の作用がある!


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